機内で使う英語フレーズ|CAへの頼み方と入国書類

2026年8月時点の情報

「機内で英語のアナウンスや客室乗務員(CA)の質問が聞き取れるか不安」「海外旅行の英語というと機内から緊張する」——出発前にそう感じる方は少なくありません。実際には、機内で本当に必要な英語のやり取りはかなり限られていて、ワンフレーズと単語の組み合わせで大半が成立します。この記事では、搭乗から到着までの流れに沿って、実際に使う場面別のフレーズと、機内で配られる書類の扱い、聞き取れなかったときの対処法をまとめました。私たちSemelar Beach Villageはロンボク島セコトンに拠点を置き、日本からのお客様の多くがバリ島やジャカルタ経由の乗り継ぎ便で長時間のフライトを経験されるのを日々見ています。その視点から、旅行者が実際に困りやすいポイントに絞って解説します。英語に自信がない方ほど、機内という限られた空間・限られたやり取りのパターンから慣らしていくのが、結果的に一番の近道になります。

この記事でわかること

  • 搭乗から到着までシーン別に使う英語フレーズ
  • 飲み物・食事・毛布などをCAに頼むときの言い方
  • 体調不良や乗り継ぎ確認など、いざという時のフレーズ
  • 機内で配られる入国書類の考え方と、聞き取れない時の切り抜け方

結論

機内の英語は「please+単語」でほぼ成立します。文法を組み立てる必要はなく、欲しいものの単語と please、Could I have 〜? のパターンさえ覚えておけば、搭乗から到着までのやり取りはたいてい乗り切れます。

目次

なぜ機内の英語は「思っているより単純」なのか

機内でのやり取りは、実は種類がとても少ないという特徴があります。CAが話しかけてくる場面は「飲み物は何にしますか」「食事はチキンとビーフどちらにしますか」「お手伝いしましょうか」といった、選択肢を提示するパターンがほとんどです。こちらから話す場合も、欲しいものを単語で伝えて please を付ければ、たいてい意図は伝わります。文章を丁寧に組み立てようとするより、単語+please、または Could I have 〜, please? という型を一つ覚えておくほうが実践的です。CAは日々多国籍の乗客に対応しているため、片言の英語やジェスチャーにもかなり慣れています。完璧な発音や文法よりも、欲しいものが何かがはっきり伝わることのほうが重要です。また、機内では選択肢が視覚的に提示されることも多く、ドリンクメニューのカードを指さしながら単語を一言添えるだけでも十分に通じます。「聞き取れたら答える、聞き取れなくても指させば伝わる」という二段構えで考えておくと、気持ちがかなり楽になります。

図:機内英語は4つの場面パターンで整理できる

1 搭乗 座席を探す・通してもらう・荷物棚の対応 2 機内サービス 飲み物・食事・毛布などをCAに頼む 3 体調確認 気分が悪い・頭痛・お手洗いの場所を伝える 4 乗り継ぎ 乗り継ぎ便の確認・ゲート番号を聞く

搭乗から離陸までに使うフレーズ

搭乗ゲートから座席に着くまでの場面です。座席番号や荷物の扱いに関するやり取りが中心になります。

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場面フレーズ意味
座席を探すExcuse me, where is seat 24A?すみません、24Aの席はどこですか
通路を通してもらうExcuse me, could I get through?すみません、通していただけますか
荷物棚が満杯Could you help me with this bag, please?このバッグを手伝っていただけますか
席を交換したいWould it be possible to switch seats?席を替わることは可能ですか
シートベルトのサインFasten your seatbelt, please.(CAから)シートベルトを締めてください

※一般的な国際線での案内・やり取りにもとづく目安です(2026年8月時点)。

機内サービスで使うフレーズ(飲み物・食事・毛布など)

機内で一番多く発生するやり取りが飲み物と食事の提供です。CAは基本的に「A or B?」の形で聞いてくるので、欲しい方の単語を言うだけで通じます。あわせて、毛布や枕、明かりの調整など快適に過ごすためのお願いも覚えておくと安心です。

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場面フレーズ意味
飲み物を頼むCould I have some water, please?お水をいただけますか
氷なしでNo ice, please.氷は入れないでください
食事の選択Chicken, please. / Beef, please.チキンで/ビーフでお願いします
特別食を頼んでいたI ordered a vegetarian meal.ベジタリアンミールを予約しています
おかわりCould I have another one, please?もう一つもらえますか
毛布・枕がほしいCould I have a blanket, please?毛布をいただけますか
明かりを消してほしいCould you turn off the light, please?明かりを消していただけますか

※一般的な国際線での案内・やり取りにもとづく目安です(2026年8月時点)。

機内販売(免税品)で使うフレーズ

長距離便では、機内でカタログを見ながら香水やお菓子などを購入できる機内販売が行われることがあります。必ず利用する必要はありませんが、気になる商品があったときのために簡単なフレーズを知っておくと安心です。

  • Could I see the duty-free catalogue?(免税品のカタログを見せてもらえますか)
  • Could I buy this, please?(これを購入したいのですが)
  • Do you accept credit cards?(クレジットカードは使えますか)
  • No, thank you.(今回は結構です/購入しない場合の断り方)

体調不良やトラブル時に使うフレーズ

長時間フライトでは体調を崩すこともあります。我慢せず早めにCAへ伝えることが大切です。緊急性の低い相談から、すぐに助けが必要な場合まで、段階に応じて使えるフレーズを知っておくと落ち着いて対応できます。

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場面フレーズ意味
気分が悪いI don’t feel well.気分が良くありません
頭痛がするI have a headache. Do you have any medicine?頭痛がします。お薬はありますか
お手洗いの場所Where is the restroom?お手洗いはどこですか
緊急で助けが必要Could you call for help, please? / Is there a doctor on board?助けを呼んでいただけますか/機内にお医者様はいますか
こぼした・汚してしまったI’m sorry, I spilled my drink.すみません、飲み物をこぼしてしまいました

※一般的な国際線での案内・やり取りにもとづく目安です(2026年8月時点)。

注意

  • 強い症状は我慢しない:軽い頭痛程度なら様子見でもよいですが、息苦しさや強い腹痛、意識がもうろうとするなどの症状は、すぐに近くのCAに Excuse me, I need help. と伝えてください。CAは緊急時対応の訓練を受けています。
  • 持病薬は必ず機内持ち込みに:預け荷物に入れてしまうと機内で使えません。常用薬は座席まで持ち込みましょう。

乗り継ぎ便を確認するときのフレーズ

日本からロンボク島のように直行便がない目的地へ向かう場合、バリ島(デンパサール)やジャカルタでの乗り継ぎが発生します。到着が遅れて乗り継ぎ時間が心配なときや、ゲート番号を確認したいときに使えるフレーズです。詳しいロンボクまでの行き方は日本からロンボク島への行き方でも紹介していますが、まずは搭乗している便の中で状況を確認できると安心感が違います。

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場面フレーズ意味
乗り継ぎ便があるI have a connecting flight to Denpasar.デンパサール行きの乗り継ぎ便があります
間に合うか不安Will I make it in time for my connecting flight?乗り継ぎ便に間に合いますか
ゲート番号を聞くCould you tell me the gate number for my next flight?次の便のゲート番号を教えていただけますか
乗り継ぎ荷物の扱いIs my luggage checked through to Lombok?荷物はロンボクまで通しで預けられていますか

※一般的な国際線での案内・やり取りにもとづく目安です(2026年8月時点)。

機内で書く入国書類

以前は多くの路線で、到着国の税関申告書などを機内で紙の書式として配布し、着陸前に記入するのが一般的でした。近年はインドネシアを含め、税関申告や検疫の情報をオンライン・アプリ上で事前に登録する電子申告方式へ移行する国が増えており、機内では配られず案内だけで済むケースも増えています。紙の書式が配られた場合は、氏名・パスポート番号・滞在先住所・持ち込み品の有無などを記入する形式が一般的です。書き方がわからないときは Excuse me, could you help me fill this out? (すみません、これの書き方を教えていただけますか)とCAに聞けば、多くの場合サンプルを見せてもらえます。入国審査そのもので使う英語については入国審査で使う英語ガイドで場面別に整理しているので、あわせて確認しておくとスムーズです。なお、実際に必要な書類やオンライン申告の要否は渡航先・時期によって変わるため、出発前に航空会社や渡航先の公式情報で最新の案内を確認することをおすすめします。

聞き取れないときの対処法

アナウンスやCAの言葉が聞き取れなくても焦る必要はありません。次の3つのフレーズを覚えておけば、たいていの場面を切り抜けられます。

  • Sorry, could you repeat that?(すみません、もう一度言っていただけますか)
  • Could you speak more slowly, please?(もう少しゆっくり話していただけますか)
  • Could you write it down, please?(書いていただけますか)

図:聞き取れないときの3フレーズ

1 もう一度言ってもらう Sorry, could you repeat that? 2 ゆっくり話してもらう Could you speak more slowly, please? 3 書いてもらう Could you write it down, please?

それでも伝わらないときは、指差しやジェスチャーを使っても構いません。機内アナウンスの重要な内容(食事や免税品の案内、到着地の天候など)は座席前のモニターやパンフレットにも表示されることが多いので、聞き取れなかった部分は目で確認する方法もあります。翻訳アプリを機内モードのままオフラインで使えるように、辞書データを事前にダウンロードしておくのも安心材料になります。

機内英語は、旅の英語の「最初の実地演習」

機内での短いやり取りは、実は旅行英語のよい練習の場でもあります。CAとの会話は決まったパターンが多く、失敗しても後を引かない気安さがあります。ここで「単語+please で通じた」という成功体験を一つ作っておくと、到着後の入国審査やタクシー、レストランでの英語にも落ち着いて臨めます。逆に機内で緊張しすぎると、到着後も英語への苦手意識を引きずってしまいがちです。機内は目的地に着く前の「肩慣らし」だと考えて、気負わずに単語を並べてみることをおすすめします。旅行全体で使う英語フレーズをまとめて確認したい方は海外旅行の英語フレーズまとめも参考にしてください。空港到着後にタクシーやホテルで使う表現は、それぞれタクシーで使う英語フレーズホテルで使う英語フレーズで扱っています。

🏝️ セコトン現地からのひとこと

ロンボク島には直行便がなく、日本からのお客様はほぼ全員がバリ島かジャカルタでの乗り継ぎを経験します。長い方だと機内だけで10時間以上になることもあり、「最初の英語との接点は機内だった」という声もよく聞きます。私たちSemelar Beach Villageには日本語で相談できるスタッフが常駐していますが、それはあくまで宿泊中の話で、空港や機内では基本的に英語(または現地語)のやり取りになります。逆に言えば、機内の短いフレーズさえ乗り越えれば、あとは私たちが日本語でサポートできる場面が増えていきますので、身構えすぎずに臨んでください。

よくある質問

Q. CAは日本語を話せますか?

路線や航空会社によります。日本発着便や日系エアラインでは日本語対応のCAが乗務していることも多いですが、現地エアラインの国際線区間では英語のみのことが一般的です。乗り継ぎ区間では特に、英語での基本フレーズを用意しておくと安心です。

Q. 機内アナウンスが聞き取れなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。重要な案内は繰り返されることが多く、座席前のモニターや配布物にも表示されます。個別に確認したいことがあれば、近くのCAに Sorry, could you repeat that? と聞けば問題ありません。

Q. 子ども連れでも使えるフレーズはありますか?

はい。Do you have a children’s meal?(お子様用の食事はありますか)や、Could I have an extra blanket for my child?(子ども用にもう一枚毛布をいただけますか)のように、単語を子ども向けに置き換えるだけで通じます。

Q. 英語に自信がなくても機内で困らないですか?

困りません。CAは多国籍の乗客に慣れているため、単語とジェスチャーだけでも意図はほぼ伝わります。この記事のフレーズを数個覚えておくだけでも、当日の安心感はかなり変わります。

Q. 乗り継ぎ便のフレーズは、どのタイミングで使えばいいですか?

最初のフライトの到着が遅れそうなときや、着陸前に接続便の時間が気になったときに、近くのCAへ話しかけるのが確実です。CAは乗り継ぎ客の対応にも慣れており、ゲート情報や急ぐべきかどうかの目安を教えてもらえることがあります。

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まとめ

機内で必要な英語は、搭乗・食事や飲み物・体調確認・乗り継ぎ確認の4パターンに絞られ、それぞれ単語+please、Could I have 〜?、Could you 〜? という型に当てはめれば大半が伝わります。聞き取れないときも Could you repeat that? / speak more slowly? / write it down? の3つを覚えておけば切り抜けられます。完璧な英語を目指すより、必要な単語を思い出せることのほうがずっと役に立ちます。

機内で一度この型に慣れておくと、到着後の入国審査や空港での移動でも同じ感覚で対応できます。次の一歩として、入国審査で使うフレーズや、到着後すぐに必要になるタクシー・ホテルでの英語もあわせて確認しておくと、出発前の不安をさらに減らせます。

SAKURA CAFEの小屋と傘、セコトンの浜

SEMELAR BEACH VILLAGE

私たちが暮らすセコトンの村に、泊まれます

ロンボク国際空港から車で約1時間10分。海辺のヴィラに泊まり、船頭の舟で島を巡り、SAKURA CAFEで夕日を見る滞在プログラム。日本語で相談できます。

この記事が根拠にした情報
  • 国際線の機内サービス(飲食提供・案内アナウンス)で一般的に使われる定型フレーズ(航空業界で広く用いられる一般的な表現にもとづく)
  • 出入国時に機内で配布・案内される申告書類の一般的な記載項目(近年は電子申告への移行が進んでいる国が増えている点を含む一般的な傾向)
  • Semelar Beach Villageスタッフの、日本からロンボク島までの乗り継ぎ経験にもとづく所見
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島巡りの朝、浜に立つ人と船

SEMELAR BEACH VILLAGE

ロンボク島セコトン村の海辺に泊まる

ロンボク国際空港から車で約1時間10分。海辺のヴィラと、船頭の舟で島を巡る3泊4日の滞在プログラム。日本語で相談できます。

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