2026年8月時点の情報
海外のレストランで「注文がうまく伝わるか不安」という方は多いのではないでしょうか。メニューが読めない、店員さんに何を聞かれているか分からない、会計でぼったくられないか心配——こうした不安は、実は数個の英語フレーズと指差しで大部分が解決できます。この記事では、入店から会計までの流れに沿って、レストランで実際に使う英語フレーズと、メニューが読めないときの対処法、そして誤解が命取りになりかねない食物アレルギーの伝え方までをまとめました。私たちSemelar Beach Villageはロンボク島セコトンで滞在プログラムを運営しており、ゲストの皆さんが現地の食堂やワルン(屋台・食堂)で戸惑う場面を数多く見てきました。その経験もふまえてお伝えします。
この記事でわかること
- ✓入店・注文・食事中・会計それぞれで使う基本フレーズ
- ✓英語のメニューが読めないときの具体的な対処法
- ✓食物アレルギーを誤解なく伝えるための表現と考え方
- ✓屋台やワルンなど、英語が通じにくい場所での実情
結論
レストランでの注文は「指差し」と3つのフレーズ——「Table for two, please.」「I’ll have this one.」「Check, please.」——でほぼ成立します。英語が完璧でなくても、単語と指差しを組み合わせれば意思疎通に大きな支障はありません。
図:注文がほぼ成立する3ステップ
人数を伝える
「Table for two, please.」と言いながら指を2本立てるだけでも伝わります。
指差して注文する
メニューや他のお客さんの料理を指差し、「This one, please.」と伝えれば注文は成立します。
会計を伝える
食べ終わったら「Check, please.」の一言で会計をお願いできます。
入店から着席までの英語
初めての海外旅行では、レストランに一歩入る瞬間が一番緊張するという声をよく聞きます。ですが実際に聞かれることはごく限られています。レストランに入ってまず聞かれるのは「人数」と「予約の有無」です。ここさえ乗り切れば、あとは席に座るだけなので身構える必要はありません。予約なしのお店では、入口で店員さんが数を指で示すだけでも通じます。
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| 場面 | 英語フレーズ | カタカナ読み | 意味 |
|---|---|---|---|
| 人数を伝える | Table for two, please. | テーブル フォー トゥー プリーズ | 2名でお願いします |
| 予約を伝える | We have a reservation. | ウィー ハブ ア レザベーション | 予約しています |
| 空席を確認 | Do you have a table available? | ドゥ ユー ハブ ア テーブル アベイラボー | 空いている席はありますか |
| 屋外席の希望 | Can we sit outside? | キャン ウィー シット アウトサイド | 外の席に座れますか |
※一般的な旅行英会話にもとづく目安です(2026年8月時点)。
なお、東南アジアの多くの国では「入口で待って案内される」スタイルと「空いている席に自分で座る」スタイルの両方があります。案内板や店員さんの動きが見えないときは、店内をさっと見渡して、他のお客さんがどうしているか確認するのも一つの方法です。迷ったら「Where should we sit?」(どこに座ればいいですか)と聞いてしまえば、たいてい笑顔で案内してもらえます。
注文するときの英語フレーズ
注文の場面が一番緊張するという声をよく聞きますが、実はメニューを指差しながら「This one, please.」と言うだけで注文は成立します。おすすめを聞きたいときや、飲み物を追加したいときのフレーズも押さえておくと会話がスムーズです。
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| 場面 | 英語フレーズ | カタカナ読み | 意味 |
|---|---|---|---|
| メニューをもらう | Could I have the menu, please? | クドゥ アイ ハブ ザ メニュー プリーズ | メニューをいただけますか |
| 指差し注文 | I’ll have this one, please. | アイル ハブ ディス ワン プリーズ | これをください(単語だけでも可) |
| おすすめを聞く | What do you recommend? | ワット ドゥ ユー レコメンド | おすすめは何ですか |
| 飲み物を頼む | Can I get a coke, please? | キャン アイ ゲット ア コーク プリーズ | コーラをください |
| 辛さを確認 | Is this spicy? | イズ ディス スパイシー | これは辛いですか |
※一般的な旅行英会話にもとづく目安です(2026年8月時点)。
辛さや量を調整したいときも、フレーズを1つ覚えておくだけで安心感が変わります。「Not too spicy, please.」(あまり辛くしないでください)、「A little bit, please.」(少しだけお願いします)のように、量や辛さの希望を短く伝える練習をしておくと、現地の料理をより楽しめるようになります。肉や魚が苦手な場合は「Without meat, please.」(お肉抜きでお願いします)、「No seafood, please.」(魚介類は抜きでお願いします)といった表現も覚えておくと便利です。
食事中に使う英語フレーズ
食事中に店員さんを呼ぶときは、大きな声で名前を呼ぶより「Excuse me.」と言って手を軽く挙げるのが自然です。追加のお水やナプキンをお願いするフレーズも一緒に覚えておくと安心です。
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| 場面 | 英語フレーズ | カタカナ読み | 意味 |
|---|---|---|---|
| 店員を呼ぶ | Excuse me. | エクスキューズ ミー | すみません |
| 水を頼む | Could we have some water, please? | クドゥ ウィー ハブ サム ウォーター プリーズ | お水をいただけますか |
| ナプキンを頼む | Could you bring some napkins? | クドゥ ユー ブリング サム ナプキンズ | ナプキンをもらえますか |
| 感想を伝える | This is delicious. | ディス イズ デリシャス | 美味しいです |
※一般的な旅行英会話にもとづく目安です(2026年8月時点)。
会計・支払いの英語
会計は「Check, please.」の一言で伝わります。カード払い可否やサービス料の有無を確認するフレーズも合わせて覚えておくと、後から金額でもめる心配が減ります。東南アジアでは観光地価格が上乗せされている場合もあるため、事前に現地の物価感を知っておくと落ち着いて対応できます。旅先の費用感についてはロンボク島の費用・物価の目安でも紹介しています。支払い方法や両替の考え方は両替・支払いガイドもあわせてご覧ください。
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| 場面 | 英語フレーズ | カタカナ読み | 意味 |
|---|---|---|---|
| 会計を頼む | Check, please. | チェック プリーズ | お会計お願いします |
| カード払いの確認 | Can I pay by card? | キャン アイ ペイ バイ カード | カードで払えますか |
| サービス料の確認 | Is service charge included? | イズ サービス チャージ インクルーディッド | サービス料は含まれていますか |
| 割り勘の相談 | Can we split the bill? | キャン ウィー スプリット ザ ビル | 別々に払えますか |
※一般的な旅行英会話にもとづく目安です(2026年8月時点)。
メニューが読めないときの対処法
英語のメニューがない、あっても専門的すぎて分からないという場面は珍しくありません。そんなときは無理に英語で聞き取ろうとせず、次の3つの方法を組み合わせるのが実用的です。1つ目は「写真付きメニュー」がある店を選ぶこと。写真を指差せば注文はほぼ完了します。2つ目は店員さんに他のお客さんの料理を指差して「Same as that, please.」(あれと同じものをください)と伝える方法。3つ目はスマートフォンの翻訳アプリのカメラ機能でメニューを撮影し、その場で日本語に変換する方法です。オフライン対応の翻訳アプリを事前にダウンロードしておけば、通信環境が不安定な屋台でも使えます。
食物アレルギー・苦手な食材を伝える英語
食物アレルギーがある場合は、他のどの場面よりも正確に伝えることが重要です。曖昧な表現や身振りだけに頼るのは避け、必ず具体的な食材名を英語で伝えましょう。基本のフレーズは「I have a food allergy.」(食物アレルギーがあります)と、続けて「I’m allergic to peanuts.」のように具体的なアレルゲン名を言う形です。ピーナッツは peanuts、エビ・カニなどの甲殻類は shellfish、卵は eggs、乳製品は dairy、そばは buckwheat と表現します。メニューにアレルゲンが含まれるか確認したいときは「Does this contain nuts?」(これにナッツは入っていますか)のように聞きます。
図:食物アレルギーの伝え方(主なアレルゲン)
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| アレルゲン | 英語 | カタカナ読み |
|---|---|---|
| ピーナッツ・ナッツ類 | peanuts / nuts | ピーナッツ / ナッツ |
| エビ・カニなど甲殻類 | shellfish | シェルフィッシュ |
| 卵 | eggs | エッグス |
| 乳製品 | dairy | デイリー |
| そば | buckwheat | バックウィート |
※一般的な英語表現の目安です(2026年8月時点)。医学的な正確さが必要な場合は、事前に医師や専門機関にご確認ください。
注意
- 重度のアレルギーがある場合:口頭の英語だけに頼らず、アレルゲンを記載した「アレルギーカード」を事前に用意し、注文前に店員さんへ直接見せることを強くおすすめします。特に個人経営の食堂や屋台では、店員さんの英語力にばらつきがあり、口頭での伝達が誤解されるリスクがあります
- 調理過程での混入:「アレルゲンを使っていない料理」であっても、同じ調理器具や油を共有していて微量に混入する可能性はゼロにはできません。症状が重い方は、渡航前に保険の内容や近隣の医療機関も確認しておくと安心です。詳しくは現地の病院・保険ガイドもご参照ください
図:アレルギー対応の判断
屋台・ワルンでの英語事情
ホテルやレストランでは英語が通じても、地元の屋台や「ワルン」と呼ばれる食堂では英語がほとんど通じないことも多くあります。それでも、指差しと「This one.」「How much?」(いくらですか)だけで注文から会計まで成立するケースがほとんどです。むしろ英語が通じない場所ほど、店員さんは身振り手振りに慣れていることが多く、身構えるより先に指差してみる方がスムーズに進みます。値段が表示されていない屋台では、電卓やスマートフォンの画面に金額を打ち込んで見せてくれることも多く、数字さえ読めれば会計に困ることはほとんどありません。
🏝️ セコトン現地からのひとこと
セコトンの食堂やワルンでは、英語よりインドネシア語やササク語が中心で、英語が話せるスタッフがいる店はまだ多くありません。それでも「これください」と指差せば大抵は伝わりますし、店の人が身振りで値段を教えてくれることもよくあります。Semelar Beach Villageのゲストの方には、心配な場合は私たちのスタッフが同行したり、事前に注文したい料理を紙に書いて渡すといった方法もお伝えしています。完璧な英語より「伝えようとする姿勢」の方が、ここでは何倍も役に立つと感じています。
よくある質問
Q. 英語が全く話せなくても注文できますか?
はい、可能です。メニューや他のお客さんの料理を指差して「This one, please.」と言うだけで、多くの場合注文は成立します。写真付きメニューがある店を選ぶと、より安心です。
Q. アレルギーがある場合、英語が不安でも伝わりますか?
基本フレーズは伝わりますが、重度のアレルギーがある方は口頭だけに頼らず、アレルゲンを書いたカードを事前に用意して見せることをおすすめします。誤解によるリスクを最小限にできます。
Q. チップは必要ですか?
国や店によって慣習が異なります。サービス料が会計に含まれている店も多いため、「Is service charge included?」と確認し、含まれていなければ端数を置く程度で十分な場合がほとんどです。心配な場合は事前に行き先の慣習を調べておくと安心です。
Q. メニューが英語表記すらない場合はどうすればいいですか?
翻訳アプリのカメラ機能でメニューを撮影すると、その場で日本語に変換できます。通信環境が不安定な場所に備えて、オフライン対応の言語データを事前にダウンロードしておくと安心です。
Q. ベジタリアンやハラルなど、食の制限がある場合はどう伝えますか?
ベジタリアンは「I’m vegetarian.」、肉全般を避けたい場合は「No meat, please.」で伝わります。ハラル対応が必要な場合は「Is this halal?」(これはハラルですか)と確認し、不明であれば別の店を選ぶ方が確実です。宗教・信条に関わる制限は、曖昧なまま進めず必ず確認することをおすすめします。
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まとめ
レストランでの注文は、思っているほど高い英語力を必要としません。「Table for two, please.」「I’ll have this one.」「Check, please.」という3つのフレーズと指差しがあれば、入店から会計まで大きな支障なく乗り切れます。メニューが読めないときは写真メニューや翻訳アプリのカメラ機能を活用し、食物アレルギーがある場合だけは口頭に頼りすぎず、アレルゲンを書いたカードを準備しておくと安心です。
屋台やワルンなど英語が通じにくい場所でも、伝えようとする姿勢と簡単な指差しがあれば食事は十分に楽しめます。完璧な英語を目指すより、まずは今回紹介したフレーズをいくつか覚えて、気軽に現地の食文化に触れてみてください。旅の準備段階でスマートフォンに翻訳アプリを入れておけば、いざというときの心強い保険にもなります。

この記事が根拠にした情報
- レストラン英会話の基本フレーズは、一般的な旅行英会話表現(接客・注文・会計の定型フレーズ)にもとづき編集部で整理したものです。今回の執筆にあたって個別のWeb検索は行っていません。
- セコトン現地のレストラン・ワルン事情は、Semelar Beach Village運営スタッフの現地での見聞にもとづきます。

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