2026年8月時点の情報
ロンボク島には、砂浜がほんのりピンク色に染まる珍しいビーチが複数存在します。総称して「ピンクビーチ」と呼ばれ、なかでも南東部エカス半島にあるタンシビーチ(Tangsi Beach)が最もよく知られています。この記事では、ピンクビーチがどこにあるのか、どうやって行くのか、そしてどんな点に注意すべきかを、客観的な情報に基づいて整理しました。実際に南西部セコトンを拠点とする私たち(Semelar Beach Village)はまだ現地取材を行っていないため、体験談ではなく調査に基づくガイドとしてお読みください。
この記事でわかること
- ✓ピンクビーチの場所とピンク色に見える理由
- ✓クタ・ロンボクや空港からの行き方と所要時間の目安
- ✓道路状況とアクセス面での注意点
- ✓シュノーケリングの可否と周辺に複数あるピンクビーチの違い
- ✓持ち物や訪問時の注意点
結論
ロンボク島のピンクビーチは南東部エカス半島(東ロンボク県ジェロワル郡セカロ村)にあり、クタ・ロンボクから車やバイクで片道1.5〜2.5時間ほどかかる、決して手軽ではないスポットです。舗装が途切れる区間や岩がちな道もあるため、公共交通機関はなく、レンタルバイク・チャーター車・現地ツアーのいずれかで訪れるのが現実的です。
ピンクビーチとは?場所とピンク色に見える理由
「ピンクビーチ」はロンボク島南東部、東ロンボク県ジェロワル郡セカロ村のエカス半島沿岸に点在する、砂浜がほんのりピンク色を帯びたビーチの総称です。もっとも知られているのがタンシビーチ(Pantai Tangsi、別名ピンクビーチ1)で、そのほかにもセグイビーチ(ピンクビーチ2)、テロネビーチ(ピンクビーチ3)など、近隣に複数のピンクビーチが存在します。世界的にもピンクサンドビーチは希少で、インドネシア国内でも数カ所しか確認されていません。
砂がピンク色に見える理由は、サンゴ礁に生息する有孔虫(フォラミニフェラ)と呼ばれる微小生物の殻に由来すると説明されています。サンゴが波の力で砕けると、この生物の赤みを帯びた殻が白い砂と混ざり合い、遠目にはピンク色の砂浜として見えるという仕組みだとされています。ただし、砂の色は常に濃いピンクというわけではなく、波の状況によって赤みの強い砂が多く運ばれる時期と、白っぽく見える時期があります。満潮時の方がピンク色がはっきり見えるとする情報もありますが、確実な傾向とまでは言い切れません。
ロンボク島全体の地理や気候、見どころについては「ロンボク島とは?行き方・気候・見どころ完全ガイド」でまとめていますので、島の全体像を知りたい方はあわせてご覧ください。
行き方|クタ・ロンボクや空港からのアクセス
ピンクビーチへの起点となるのは、南部の観光拠点クタ・ロンボクです。クタからタンシビーチまでは道のりでおよそ55km、所要時間は情報源によって「車で約1.5時間」とするものと「約2.5時間」とするものがあり、道路状況や交通状況によって差が出ると考えられます。そのため、日帰りで訪れる場合は時間に余裕を持った計画をおすすめします。
ロンボク国際空港(プラヤ空港)はクタ・ロンボクのすぐ近くに位置しているため、空港からの所要時間もクタからとほぼ同程度になると考えられますが、正確な数値は確認できていません。公共バスなどの公共交通機関でのアクセス手段は確認できておらず、レンタルバイク(1日あたり10万〜20万ルピア程度が目安)、チャーター車・ドライバー付き車両、または現地発のツアー(クタや南部エリア発着で、ピンクビーチと南東部のギリ諸島を組み合わせた日帰りツアーなどが販売されています)のいずれかを利用するのが一般的です。
陸路のほか、タンジュンルアル港やテロンエロン港からボートで海側からアクセスする方法もあります。複数のピンクビーチを1日でまわりたい場合は、陸路より海路の方が効率的だとする情報もあります。
図:複数のピンクビーチを回るなら陸路?海路?
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| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 場所 | 東ロンボク県ジェロワル郡セカロ村(エカス半島) |
| クタ・ロンボクからの距離 | 約55km |
| 所要時間の目安 | 車・バイクで約1.5〜2.5時間(情報源により差あり) |
| 公共交通機関 | 確認できず(レンタルバイク・チャーター車・ツアー利用が中心) |
| 道路状況 | 舗装路と未舗装・岩がちな道が混在 |
| 入場料の目安 | 1人あたり5万ルピア前後(要確認) |
※一般的な情報にもとづく目安です(2026年8月時点)。
道路状況と移動時の注意点
エカス半島へ向かう道は、途中まで舗装されているものの、ビーチに近づくにつれて舗装が途切れ、岩の多いでこぼこした道に変わる区間があるとされています。雨季(おおむね11月〜3月頃)はこの未舗装区間が滑りやすくなるとの情報もあり、レンタルバイクで向かう場合は運転に慣れていることが望ましいでしょう。バリ島でバイクレンタルの経験がある方でも、ロンボク島南東部の道はより起伏が大きく、街灯や標識も少ない場所が多いため、日没後の運転は避け、明るい時間帯の往復を計画することをおすすめします。
私たちの拠点があるセコトンエリアは島の南西部に位置し、ピンクビーチのある南東部エカス半島とは反対側にあります。ロンボク島南西部・セコトンの道路事情やアクセス全般については「セコトン完全ガイド|ロンボク島南西部の隠れたエリア徹底解説」で詳しく解説していますので、島内移動の距離感をつかむ参考にしてください。
注意
- 道の状態:舗装が途切れる区間や岩がちな道があり、雨季は滑りやすくなります。運転に不慣れな場合はドライバー付き車両の利用を検討してください。
- 日陰の少なさ:ビーチ周辺は木陰が少ないとされ、帽子・日傘・日焼け止めなど直射日光対策が必須です。
- 設備の乏しさ:簡易な売店(ワルン)程度で、トイレなどの設備は整っていない可能性があります。
- 移動時間の長さ:クタや空港から片道1.5〜2.5時間かかるため、日帰りでも1日がかりの計画になります。無理のないスケジュールを組みましょう。
シュノーケリングと楽しみ方
ピンクビーチ周辺の海域ではシュノーケリングが可能とされています。特に満潮時は水深が増し、サンゴ礁や魚を観察しやすくなるという情報があります。器材のレンタルが現地で常時できるかどうかは不明な点が多いため、バリ島やクタ・ロンボクで事前にマスク・シュノーケルを準備していくと安心です。ビーチを見下ろす丘には展望スポットがあり、夕日の時間帯に訪れる観光客も多いようです。海に入らずビーチと丘からの景色を楽しむだけの立ち寄り方も選択肢になります。
図:3つのピンクビーチの違い
周辺に複数あるピンクビーチの違い
「ピンクビーチ」は1カ所を指す固有名詞ではなく、エカス半島周辺に複数存在するピンク色の砂浜の総称として使われることが多い点に注意が必要です。代表的なものとして、以下の3カ所が挙げられます。
もっとも知られているタンシビーチ(ピンクビーチ1)は、緑の丘に囲まれた景観と丘の上の展望スポットが特徴で、シーフードを提供する売店があるとされています。セグイビーチ(ピンクビーチ2)は柔らかなピンク色の砂と穏やかな波が特徴で、シュノーケリングにも向いているとされる一方、陸路でのアクセスがより不便だとする情報もあります。テロネビーチ(ピンクビーチ3)は港に比較的近く行きやすい反面、漂着ゴミが見られることがあるとの情報もあります。どのビーチも呼び名や範囲が情報源によって揺れており、である点はご留意ください。
持ち物・服装・訪問時の注意点
日陰が少なく設備も簡易なため、水分・軽食は事前に用意していくことをおすすめします。日焼け止め、帽子、サングラス、サンダルに加え、海に入る予定がある方はシュノーケルセットとラッシュガードもあると安心です。現金(インドネシアルピア)は小額紙幣を多めに持参し、入場料や売店での支払いに備えてください。携帯電話の電波はエカス半島の奥に入ると不安定になる可能性があるため、事前にルートを確認し、単独でのバイク移動は避け、複数人での訪問や現地ドライバーの同行をおすすめします。
🏝️ セコトン現地からのひとこと
私たちの拠点があるセコトンエリアは、ロンボク島の南西部に位置しており、ピンクビーチのある南東部エカス半島とは島を挟んで反対側にあります。そのため現時点ではスタッフによる現地訪問レポートをお伝えできておらず、この記事は各種情報源の調査にもとづいて作成しています。実際に訪れた際の道路状況や設備について、今後現地確認で更新予定です(2026年8月時点)。
まとめ
ロンボク島のピンクビーチは、南東部エカス半島のセカロ村周辺に点在する、砂浜がほんのりピンク色に見える珍しいビーチ群です。クタ・ロンボクや空港から片道1.5〜2.5時間ほどかかり、道の一部は未舗装で起伏もあるため、公共交通機関に頼らずレンタルバイクやチャーター車、現地ツアーで訪れるのが基本になります。日陰や設備が乏しい点も踏まえ、水分・日焼け対策をしっかり準備したうえで、時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。ロンボク島全体の見どころや、私たちの拠点があるセコトンエリアの情報とあわせて、旅の計画に役立てていただければ幸いです。

よくある質問
Q. ピンクビーチはクタ・ロンボクから日帰りできますか?
日帰りは可能とされていますが、片道1.5〜2.5時間ほどかかるため、往復と現地滞在で1日がかりになります。時間に余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
Q. 砂浜は本当にピンク色に見えますか?
サンゴに含まれる有孔虫という微小生物の殻が白砂と混ざり、遠目にほんのりピンク色に見えるとされています。ただし色の濃さは波や時期によって変わり、常に鮮やかなピンクというわけではないようです。
Q. レンタカーやレンタルバイクなしでも行けますか?
公共交通機関でのアクセスは確認できていません。レンタルバイク、チャーター車、または現地発の日帰りツアーを利用するのが現実的です。
Q. シュノーケリング用品は持参すべきですか?
現地でのレンタル状況が明確でないため、バリ島やクタ・ロンボクで事前にマスク・シュノーケルを用意しておくと安心です。
Q. ピンクビーチはひとつだけですか?
いいえ。タンシビーチ(ピンクビーチ1)のほか、セグイビーチ(2)、テロネビーチ(3)など、エカス半島周辺に複数のピンク色の砂浜が存在します。
あわせて読みたい
- ロンボク島とは?行き方・気候・見どころ完全ガイドロンボク島全体の基本情報をまとめた入門ガイドです。
- セコトン完全ガイド|ロンボク島南西部の隠れたエリア徹底解説私たちの拠点があるロンボク島南西部セコトンエリアの魅力を紹介しています。
この記事が根拠にした情報
- WeSeekTravel「Pink Beach Lombok (Tangsi Beach): Complete Guide」(2026年8月時点)
- Lombok Loop「Ultimate Guide to Lombok’s Pink Beach (Pantai Tangsi)」(2026年8月時点)
- Jalan Jalan Sebentar「Interesting Facts about Pink Beach 1, 2, and 3 in East Lombok」(2026年8月時点)
- The Langkah Travel「Pink Beach Lombok 2026: Complete Guide, Tours & Tips」(2026年8月時点)
- National Geographic Indonesia「Tujuh Pantai Pasir Pink yang Menyimpan Pesona Pesisir Indonesia」(有孔虫の殻がピンク色の由来であると解説)
- インドネシア観光創造経済省(Kemenparekraf)ラブアンバジョ観光局「Rahasia Pink Beach: Mengapa Pasirnya Berwarna Merah Muda & Fakta Mengejutkan di Baliknya」
- 各情報は執筆時点の一般公開情報にもとづくものであり、料金・所要時間・設備状況は変動する可能性があります。現地訪問前に最新情報のご確認をおすすめします。

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