セコトンのボートチャーター完全ガイド|島巡りの料金相場と頼み方

2026年8月時点の情報

「セコトンで島巡りのボートをチャーターしたいけれど、どこで頼めばいいのか、料金がいくらかかるのか分からない」——南ギリの透明度の高い海を目指してセコトンまで来た方から、私たちはよくこうした相談を受けます。港に着けば呼び込みの声も多く、相場が分からないまま高いボートを掴んでしまうケースも実際にあります。この記事では、セコトン発のボートチャーターの基本の頼み方、ナングー・スダック・クディスを巡る定番コース、料金の考え方、予約や交渉のコツ、持ち物と安全面の注意点を、セコトンに拠点を置く私たちSemelar Beach Villageの立場から具体的にまとめました。各島の見どころそのものやシュノーケリングスポットの詳細は別記事に譲り、この記事は「チャーターをどう手配し、いくらかかり、当日どう動くか」という実務に絞って解説します。

この記事でわかること

  • セコトンでボートチャーターをどこで・どうやって頼むか
  • ナングー→スダック→クディスの定番3島巡りの流れ
  • ボート1隻あたりの料金相場と、人数シェアで安くする考え方
  • 予約・交渉のコツと当日の持ち物・安全面の注意点

結論

セコトンの島巡りボートは、Tawun(タウン)周辺の港から出るものが中心で、宿泊先経由で前日までに手配するのが最も確実です。料金はボート1隻単位(目安35万〜60万ルピア程度/3島・半日)で、人数が多いほど1人あたりは割安になります。機材レンタルや入島料が別途かかることもあるため、予約時に「何が込みか」を必ず確認しましょう。

目次

セコトンのボートチャーターとは?まず知っておきたい基本

セコトンから南ギリの島々(ギリ・ナングー、ギリ・スダック、ギリ・クディスなど)へ渡るボートは、路線便のような決まったスケジュールで動いているわけではありません。基本は「チャーター」、つまり1隻を借り切って行き先と時間を自分たちで決めるスタイルです。セコトン本土のエリア構成やアクセスそのものについてはセコトン完全ガイドで詳しく紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。

出発港として最もよく使われるのが、Tawun(タウン)周辺の桟橋です。ここには島巡りボートの手配を仲介する小屋やスタッフが常駐しており、飛び込みで交渉することもできます。ただ、相場を知らないまま港で声をかけられると割高な金額を提示されることも珍しくありません。私たちがいつもお伝えしているのは、「泊まっている宿やヴィラを通して手配する」のが結果的に一番確実で、トラブルも少ないということです。宿側は普段から付き合いのある船頭を紹介してくれるため、料金交渉の手間も少なく、当日の集合場所や時間の連絡もスムーズです。

もう一つの選択肢として、オンラインの日帰りツアーを予約する方法もあります。こちらは送迎・入島料・機材・昼食などがパッケージ化されていることが多く、初めてセコトンを訪れる方や、相場交渉に時間をかけたくない方には向いています。一方で、自分たちのペースで島を選んだり、滞在時間を調整したりする自由度は下がります。

定番コースは「ナングー→スダック→クディス」の3島巡り

セコトン発のボートチャーターで最も定番なのが、ギリ・ナングー、ギリ・スダック、ギリ・クディスの3島を半日〜1日かけて巡るコースです。いずれもTawun周辺からボートで15〜40分ほどの距離にあり、島によって砂浜の雰囲気やシュノーケリングポイントの水深、混雑具合が異なります。多くのボートはナングーを起点にして、休憩や食事を挟みながらスダック、クディスへと移動していく順路を取ります。

それぞれの島でどんな景色が見られるか、どのビーチが空いているかといった具体的な見どころは、この記事では詳しく扱いません。南ギリ(セコトン沖)の島々の記事で島ごとの特徴をまとめていますので、行き先を選ぶ際の参考にしてください。シュノーケリングスポットとしてのポイント選びや、ロンボク島全体でのおすすめエリアについてはシュノーケリング・ダイビングガイドもあわせてご確認ください。

なお、ボートによってはギリ・ゲデやギリ・タンコンなど、さらに離れた島まで足を伸ばすコースを提案してくることもあります。距離が延びる分、料金も高くなる傾向にあるため、「3島でいくら」「4島以上ならいくら」と、行き先の数と料金をセットで確認しておくと安心です。

料金の考え方——ボート1隻単位、人数シェアで割安に

セコトンのボートチャーターで最初に理解しておきたいのが、料金は基本的に「1人あたり」ではなく「ボート1隻あたり」で決まるという点です。1隻に乗れる人数はおおむね4〜8人程度で、船が小さいほど早く多くの島を回れる一方、割り勘できる頭数が少ないぶん1人あたりの負担は大きくなります。逆に、宿で同じ日程の旅行者を見つけて相乗りできれば、1人あたりの料金はかなり抑えられます。

相場としては、ナングー・スダック・クディスの3島を半日程度で巡るチャーターで、ボート1隻あたり35万〜60万ルピア程度が目安です。人数や交渉、シーズン、含まれる内容によって幅があり、送迎や食事、機材までまとめたパッケージツアーの場合は1人あたり30万〜45万ルピア程度で案内されることもあります。時期や交渉により変動するため、あくまで目安として捉え、予約時に最新情報をご確認ください。

図:人数が多いほど1人あたりの負担は軽くなる

4人で乗船 約87,500ルピア 6人で乗船 約58,000ルピア 8人で乗船 約43,750ルピア

ボート1隻35万ルピア(3島・半日チャーターの下限目安)を人数で割った場合の目安

注意したいのは、この「ボート代」に何が含まれているかです。シュノーケリング用のマスク・フィン・ライフジャケットのレンタルが別料金(1人あたり数万ルピア程度)だったり、各島の入島料(1島あたり数千ルピア程度)が別途必要だったりするケースがあります。港で交渉するにしても宿を通して頼むにしても、「ボート代に何が含まれ、何が別か」を出発前に一つずつ確認しておくと、当日の会計でもめることがありません。

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手配方法特徴料金の傾向向いている人
宿泊先経由で手配宿が付き合いのある船頭を紹介。時間や集合場所の連絡もスムーズ相場に近い、または相談しやすい初めてセコトンに来る人・安心感重視の人
Tawun港で直接交渉その場で船頭と行き先・料金を交渉。自由度は高いが相場感が必要交渉次第で変動しやすい交渉に慣れている人・時間に余裕がある人
オンラインツアー予約送迎・機材・昼食などがパッケージ化。事前決済で当日の交渉が不要やや割高だが内容が明確初めての一人旅・交渉が苦手な人

※一般的な旅行情報にもとづく目安です(2026年8月時点)。実際の料金は人数・交渉・シーズンにより変動します。

予約と交渉のコツ——前日までの相談と朝出発がカギ

ボートチャーターは当日ふらっと港に行っても手配できることはありますが、ハイシーズンや週末は船頭の予約が埋まっていたり、割高な条件しか残っていなかったりすることがあります。前日までに宿へ相談しておくと、行き先や人数、出発時間を落ち着いて決められ、他の宿泊者との相乗りを調整してもらえることもあります。

出発時間については、朝早め(午前中)に出るのがおすすめです。セコトン沖の海は午後になると風が出て波が高くなりやすく、朝のほうが海面が穏やかでボートも安定します。シュノーケリングの視界も、朝のうちのほうが良好なことが多いです。3島すべてを回るなら、半日〜1日はかかる想定でスケジュールを組んでおくと余裕を持って楽しめます。

料金交渉をする場合は、「何隻・何人乗り・何島・何時間」を具体的に伝えたうえで総額を確認し、可能であれば宿のスタッフに現地の相場を聞いてから臨むと安心です。現金払いが基本になるため、小額紙幣を用意しておくとお釣りのやり取りがスムーズです。両替や支払い全般の注意点は両替・支払いガイドにまとめています。

図:チャーター当日の流れ

1

前日までに宿へ相談・予約確定

行き先・人数・出発時間を決め、料金の込み内容(機材・入島料など)も確認しておきます。

2

朝、宿から港(Tawun周辺)へ移動

午前中の出発が基本です。宿が送迎付きで手配してくれる場合もあります。

3

出発前にライフジャケット・機材を確認

人数分あるか、サイズが合うかをその場でチェックしてから乗り込みます。

4

1島目:ギリ・ナングーでシュノーケリング

Tawunから15〜20分程度。ボートを島の沖に停めて海に入るスタイルです。

5

2島目・3島目:スダック→クディスを巡る

島の間を移動しながら休憩や軽食を挟み、それぞれの浜でゆっくり過ごします。

6

港へ戻り精算・解散

当日払いが一般的です。事前に伝えられた総額と相違がないか確認してから支払います。

当日の持ち物リスト

島には日陰が少なく、日中は日差しが強いため、日焼け止め(できればリーフセーフなもの)、帽子、羽織れる上着があると安心です。水分補給用の飲料水は各島で購入できないこともあるため、多めに持参することをおすすめします。現金(小額紙幣)は入島料や軽食代の支払いに必要ですので必ず用意してください。

シュノーケリング用のマスク・フィンは現地でレンタルできることが多いですが、フィット感や衛生面が気になる方は自分のものを持参すると快適です。濡れた水着や機材を入れる防水バッグ、スマートフォンなどの電子機器用の防水ケースもあると便利です。また、日焼けや擦り傷に備えた簡単な絆創膏があると心強いです。

図:ボートチャーター当日の持ち物

1 日焼け止め・帽子 日陰が少なく日差しが強いため 2 飲料水(多め) 各島で購入できないこともある 3 現金(小額紙幣) 入島料や軽食代の支払いに必要 4 自分のマスク・フィン フィット感や衛生面が気になる人向け 5 防水バッグ・ケース 濡れた水着やスマホ用 6 絆創膏 日焼けや擦り傷への備え

安全面で確認しておきたいこと

ボートに乗る前には、必ず人数分のライフジャケットがあるかを確認してください。小規模な船では数が足りていなかったり、劣化して機能が怪しいものが混ざっていたりすることもあります。気になる場合は、その場で船頭に追加や交換を頼んで問題ありません。

雨季(おおむね11月〜3月頃)は、風や波が強くなり、ボートが欠航になることがあります。セコトンのベストシーズンや天候の傾向についてはベストシーズンガイドで詳しく解説していますので、旅行時期を決める際の参考にしてください。当日の海況次第で予定していた島を回りきれない、または出発時間が変更になることもあるため、スケジュールにはある程度の余裕を持たせておくと安心です。

注意

  • ライフジャケットの確認:人数分あるか、状態が良いかを乗船前に必ずチェックしましょう。
  • 雨季の欠航リスク:波が高い日は出航自体が見送られることがあります。予備日を作っておくと安心です。
  • 料金の内訳確認:機材レンタルや入島料が別料金かどうかを、出発前に必ず確認しましょう。

🏝️ セコトン現地からのひとこと

私たちのスタッフの多くは村の船頭たちと顔なじみで、宿泊のお客様には普段から信頼できる船頭を紹介するようにしています。港での交渉が悪いわけではありませんが、初めてセコトンに来られた方が値段感覚のないまま声をかけられると、必要以上に高い金額を提示されてしまうことも正直あります。もし迷ったら、まずは宿のスタッフに「今日の相場はどのくらいか」を聞いてみてください。ちょっとした一言で、当日の安心感がずいぶん変わります。

よくある質問

Q. ボートは1人でも借りられますか?

借りること自体は可能ですが、料金はボート1隻単位で決まるため、1人だと割高になります。宿のスタッフに相乗りできる旅行者がいないか聞いてみる、あるいはオンラインの日帰りツアーに参加するほうが、1人あたりの負担は軽くなることが多いです。

Q. 予約は何日前までにすべきですか?

当日の朝でも手配できることはありますが、ハイシーズンや週末は船頭の予定が埋まりやすいため、前日までには宿を通じて相談しておくことをおすすめします。行き先や人数、出発時間を落ち着いて決められます。

Q. クレジットカードは使えますか?

港での船頭との直接取引は現金払いが基本です。オンラインツアーであれば事前にカード決済できる場合もあります。念のため小額紙幣を用意しておくと安心です。

Q. 雨季は島巡り自体をあきらめたほうがいいですか?

雨季でも晴れて海が穏やかな日はあり、出航できることも多いです。ただし当日の海況で欠航になる可能性はあるため、旅程に余裕を持たせ、天候が崩れやすい時期は複数日の予備を用意しておくと安心です。

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まとめ:まずは宿に相談し、料金の内訳を確認してから予約を

セコトンから南ギリの島々を巡るボートチャーターは、Tawun周辺の港から出るのが基本で、料金はボート1隻単位で決まります。人数が多いほど1人あたりは割安になるため、宿泊先で相乗りできる旅行者を探すのも有効です。定番のナングー→スダック→クディスの3島巡りであれば、半日〜1日を見込み、朝早めに出発するのがおすすめです。

初めてセコトンを訪れる方は、港でいきなり交渉するよりも、まず宿泊先のスタッフに相談してみてください。相場観を教えてもらえるだけでなく、信頼できる船頭を紹介してもらえることも多く、当日の安心感が大きく変わります。私たちSemelar Beach Villageでも、滞在プログラムの一環として島巡りの相談を承っていますので、セコトンにお越しの際はぜひお声がけください。

SAKURA CAFEの小屋と傘、セコトンの浜

SEMELAR BEACH VILLAGE

私たちが暮らすセコトンの村に、泊まれます

ロンボク国際空港から車で約1時間10分。海辺のヴィラに泊まり、船頭の舟で島を巡り、SAKURA CAFEで夕日を見る滞在プログラム。日本語で相談できます。

この記事が根拠にした情報
  • Home Is Where Your Bag Is「Sekotong: Gili Island Hopping in South Lombok」(ボート料金相場・人数シェアの目安)https://homeiswhereyourbagis.com/en/sekotong-gili-island-hopping/
  • Lombok Society「3 Sewa Boat di Gili Nanggu Sekotong」(ボートチャーター料金の内訳例)http://www.lomboksociety.web.id/2023/07/3-sewa-boat-di-gili-nanggu-sekotong.html
  • Go Travela Indonesia「Harga Snorkeling Gili Nanggu」(人数別料金・機材レンタル料・出発港の情報)https://www.gotravelaindonesia.com/harga-snorkeling-gili-nanggu/
  • We Seek Travel「How to Visit the Secret Gili Islands in Lombok」(島の入島料の目安)https://www.weseektravel.com/secret-gili-islands-kedis-nanggu-sudak/
  • 私たちSemelar Beach Villageのセコトン現地での運営経験・宿泊者からのヒアリング(2026年8月時点)
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島巡りの朝、浜に立つ人と船

SEMELAR BEACH VILLAGE

ロンボク島セコトン村の海辺に泊まる

ロンボク国際空港から車で約1時間10分。海辺のヴィラと、船頭の舟で島を巡る3泊4日の滞在プログラム。日本語で相談できます。

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