2026年8月時点の情報です。ロンボク島には、北部のリンジャニ山麓にある「センダン・ギレ滝」「ティウ・ケレップ滝」と、中部のアイク・ベリック村にある「ベナン・ストークル滝」「ベナン・ケランブ滝」という、性格の異なる2つの滝エリアがあります。どちらも人気の観光地ですが、南部・南西部(クタ・ロンボクやセコトン)から日帰りする場合の移動時間、トレイルの難易度、雨季の危険性はまったく違います。この記事では、私たちSemelar Beach Villageが公式データベース・報道・現地ガイド事業者の公開情報をもとに、行き先選びと注意点を整理しました。なお、本文中の日本円換算は1万ルピア(Rp10,000)=約89円(2026年8月時点の概算レート)で統一しています。実際のレートは日々変動するため目安としてご覧ください。
この記事でわかること
- ✓結論:移動時間を抑えたいなら中部のベナン・ストークル滝、迫力を求めるなら北部のティウ・ケレップ滝が向いています
- ✓4つの滝の入場料(外国人料金)・累計徒歩時間・難易度の早見比較
- ✓セコトン・クタ・ロンボクからの片道移動時間と、ガイド・駐車料金の目安
- ✓乾季と雨季で水量・危険度が変わること、リンジャニ登山ルートが毎年1〜3月に閉鎖されること
- ✓落石・渡渉・階段・猿など、行く前に知っておきたいリスク
ロンボク島の滝、位置関係と移動時間
ロンボク島の滝は、大きく「北部」と「中部」の2エリアに分かれます。北部は北ロンボク県バヤン郡のセナル村にあり、リンジャニ山の北麓に位置する「センダン・ギレ滝」と、その奥にある「ティウ・ケレップ滝」です。中部は中部ロンボク県バトゥクリアン・ウタラ郡のアイク・ベリック村にあり、「ベナン・ストークル滝」と「ベナン・ケランブ滝」が隣接しています。
問題は、この2エリアがどちらも主要な滞在エリアから離れていることです。私たちの拠点があるセコトン(島南西部)やクタ・ロンボク(島南部)からは、どちらの滝エリアも片道1時間では着きません。一般的な道路事情にもとづく目安(渋滞・道路状況により変動します)は次の通りです。
- 🚗 セコトン → 北部(セナル村):車で片道約3〜3.5時間
- 🚗 クタ・ロンボク → 北部(セナル村):車で片道約2.5〜3時間
- 🚗 スンギギ/マタラム → 北部(セナル村):車で片道約1.5〜2時間
- 🚗 セコトン → 中部(アイク・ベリック村):車で片道約1.5〜2時間
- 🚗 クタ・ロンボク → 中部(アイク・ベリック村):車で片道約1〜1.5時間
- 🚗 スンギギ/マタラム → 中部(アイク・ベリック村):車で片道約1〜1.5時間
つまり、南部・南西部からは中部の滝のほうが明らかに近く、北部の滝は「1日がかりの遠出」になるという前提を持っておく必要があります。
図:主要エリアと滝の位置関係・移動時間の目安
※島の形状は簡略化した模式図です。リンジャニ山は北部滝群(セナル村)の南側に位置します。移動時間は一般的な道路事情にもとづく目安(2026年8月時点)で、渋滞・道路状況により変動します。
この移動時間の差が、そのまま行き先選びの分かれ目になります。結論を先に示します。
結論
南部・セコトンから移動時間を抑えたいなら中部のベナン・ストークル滝、迫力のある滝を見たいなら北部のティウ・ケレップ滝が向いています。ただし4つとも階段や不整地を歩く場所で、「駐車場のすぐ横に滝がある」タイプの観光地ではありません。どちらも乾季(4〜10月頃)に行くのが鉄則です。
主要4つの滝|早見比較表
まず4つの滝の特徴を一覧で比較します。入場料はインドネシアの観光地で一般的な内外二重料金(国内料金/外国人料金)が設定されており、日本からの旅行者は全員が外国人料金の対象です。インドネシア観光創造経済省の観光地データベース「Jadesta」に載っている金額は国内向けの表示なので、そのままの金額では足りません。
← 表は横にスクロールできます
| 滝/エリア | セコトン/クタ・ロンボクからの車移動(片道) | 入場料(国内/外国人) | 駐車場からの累計徒歩(片道) | 難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| センダン・ギレ滝(北部・セナル村) | セコトン約3〜3.5時間/クタ・ロンボク約2.5〜3時間 | Rp10,000(約89円)/Rp20,000〜30,000(約180〜270円)※2滝共通チケット | 約10〜15分(約200段の階段を下る) | 普通(約200段の下り+同じだけの登り返し/苔で滑りやすい) | 階段の上り下りに不安がない人。子ども連れは必ず手をつないで |
| ティウ・ケレップ滝(北部・セナル村) | セコトン約3〜3.5時間/クタ・ロンボク約2.5〜3時間 | センダン・ギレ滝と共通チケット+ガイド Rp100,000〜150,000/組(約890〜1,340円) | 累計約40〜60分(センダン・ギレからさらに約25〜45分) | 難しい(川の渡渉・滑りやすい岩場・落石リスク) | 体力があり、ガイド同行を前提にできる人 |
| ベナン・ストークル滝(中部・アイク・ベリック村) | セコトン約1.5〜2時間/クタ・ロンボク約1〜1.5時間 | Rp3,000〜10,000(約27〜89円)/Rp10,000〜20,000(約89〜180円)※ケランブと共通ゲート | 約15〜30分 | 普通(階段・不整地・濡れると滑る区間あり) | 北部より短い移動時間で滝を見たい人 |
| ベナン・ケランブ滝(中部・アイク・ベリック村) | セコトン約1.5〜2時間/クタ・ロンボク約1〜1.5時間 | ベナン・ストークルと共通ゲート(単独徴収は確認されていません) | 累計約35〜55分(ストークルからさらに約15〜25分) | 普通〜やや難しい(急な下り坂・ジャングルの小道) | カーテン状の滝を見たい人・自然歩道を歩ける人 |
※2026年8月時点。国内料金はJadesta(インドネシア観光創造経済省の観光地データベース)およびdetik(2025年)、外国人料金・ガイド料金はセナル村/アイク・ベリック村の現地ガイド事業者3社の公開情報にもとづく目安です。事業者間で金額に差があるため幅で示しています。徒歩時間も情報源によって幅があるため、余裕を持った時間で計画してください。最新の金額は現地の徴収窓口の掲示でご確認ください。
この表で押さえておきたいのは、「入場料は安いが、それ以外の費用と時間がかかる」という構造です。入場料そのものは数百円ですが、北部の滝ではガイド料が入場料の1桁上、車のチャーター代を加えると1日あたりの出費はさらに大きくなります。
駐車料金も別途かかります。ベナン・ストークル滝ではバイクRp5,000(約45円)・車Rp10,000(約89円)が報じられており、セナルの2滝でも同程度の駐車料金が案内されています。現地では現金(ルピア)での支払いが基本なので、小額紙幣を多めに用意しておくと困りません。
それでは、北部・中部それぞれの滝を順番に見ていきます。
①ティウ・ケレップ滝とセンダン・ギレ滝|セナル村・リンジャニ山麓
北部の2つの滝は、どちらもリンジャニ国立公園に隣接するセナル村を拠点にします。1枚のチケットで2つの滝を回れる運用で、Jadestaに掲載された国内料金はRp10,000(約89円)から。外国人料金はセナル村の現地ガイド事業者の公開情報でRp20,000/Rp25,000/Rp30,000(約180〜270円)と割れており、時期や窓口によって差があるようです。園内には公共トイレ・礼拝所(ムショラ)・写真撮影スポット・軽食を売る店があります。
トレイルは、駐車場からまず階段状の遊歩道を下ってセンダン・ギレ滝に向かいます。この区間は約200段の階段で、行きは下り、帰りは同じ段数を登り返すことになります。現地ガイド事業者は「階段は湿った場所にあり、苔で滑りやすい」「子どもを一人で階段を歩かせないこと」「呼吸器・循環器に持病のある方には推奨しない」と明記しています。舗装はされていますが、気軽な散歩コースではありません。
ティウ・ケレップ滝に進む場合は、センダン・ギレ滝からさらに約25〜45分。Jadestaでも「川沿いのルート」と説明されている道で、川を何度か渡渉する場面があります。倒木を足場にする箇所もあり、靴を濡らす前提です。復路には灌漑用水路のトンネル(崖の中を通る抜け道)を使うルートもありますが、大雨のあとは通らないほうがよいとされています。水量が多い日はこの区間の難易度が大きく上がります。
注意
- 落石・崖崩れ:ティウ・ケレップ滝は切り立った岩壁に囲まれた渓谷の中にあります。2019年3月17日の地震では落石・土砂崩れが発生し、滝を訪れていた観光客約35〜40人が孤立、2人が亡くなりました。揺れを感じたら滝つぼや岩壁の直下から速やかに離れてください。大雨のあとも落石・土砂崩れのリスクが上がります。
- 川の渡渉:ティウ・ケレップ滝への区間は川を渡る場面があり、増水時は流れが強くなります。滝つぼの真下は流れが強く、天候が悪い日・雨上がりの日は無理をしないでください。
- ガイドの要否は割れています:現地事業者の案内は「同行が一般的」「必須ではないが雨季と子ども連れには推奨」「現在は必須」と分かれています。料金はRp100,000〜150,000/組(約890〜1,340円)が目安で、Rp250,000/組(約2,200円)・実質必須という報告もあります。現地の窓口で確認してください。
- 猿:参道には猿の群れがいます。食べ物や飲み物を手に持って見せない、荷物をその場で開けないことが複数の現地ガイドで注意喚起されています。
- 足元:階段も岩場も水に濡れて滑りやすく、ビーチサンダルでは危険です。滑り止めのある靴を用意してください。
服装は、グリップの効いたトレッキングシューズかウォーターシューズが基本です。速乾性の服とタオル、濡れても良いカメラ・スマホ用の防水ケースがあると安心です。セナル村はリンジャニ登山のスタート地点の一つでもあり、登山前後にこの2つの滝へ立ち寄る旅程を組む人が多いエリアです。ただしリンジャニ国立公園の登山ルートは毎年1月1日〜3月31日が全面閉鎖で、2026年も6ルート(セナル・センバルン・トレアン・ティンバヌ・テテバトゥ・アイク・ベリック)すべてが閉鎖され、4月1日に再開しました。再開後は登山保険(山岳トレッキングとヘリコプター救助を含むもの)が必須化されています。詳しくはリンジャニ山トレッキングガイドもあわせてご覧ください。
②ベナン・ストークル滝とベナン・ケランブ滝|アイク・ベリック村・中部ロンボク
中部の2つの滝は、南部・南西部から日帰りする場合に現実的な選択肢になります。2つの滝は同じゲートからアクセスする共通運用で、ベナン・ケランブ滝だけを単独で徴収しているという情報は確認できませんでした。Jadesta上のベナン・ケランブ滝の料金表記は「0」ですが、これは無料の確定情報ではなく、データが未整備なだけと考えるのが妥当です。
入場料は、インドネシアの報道(detik、2025年)ではベナン・ストークル滝が国内Rp3,000(約27円)/外国人Rp10,000(約89円)、駐車料金がバイクRp5,000(約45円)・車Rp10,000(約89円)。一方、中部ロンボクの現地事業者は国内Rp10,000/外国人Rp20,000(約180円)と案内しており、金額には幅があります。いずれにしても数百円の範囲で、開場時間は7:00〜18:00頃です。
POINT
ベナン・ケランブ滝は、複数の細い流れがカーテン状に落ちる珍しい形状の滝です。現地の観光地データベースでは「水が非常に澄んでおり、そのまま飲用できる」とも紹介されていますが、体調管理の観点からは無理に飲まず、持参した水を使うことをおすすめします。
アイク・ベリック村は、地元の観光組織「Pokdarwis Benstol(ベンストール)」が運営しており、駐車場・集会所・トイレ・売店・食事処・Wi-Fiエリアといった施設を村レベルで備えています。同組織はリンジャニ登山(アイク・ベリック側からのルート)やジャングルトレッキングのガイド手配も行っており、滝周辺でも現地ガイドに声をかけられます。ガイド料はRp50,000〜75,000/組(約450〜670円)が目安です。
北部の滝のような川の渡渉はありませんが、「楽な散策路」ではありません。駐車場から滝までは階段と不整地が続き、旅行者の口コミでは片道30分規模、階段は約175段という報告もあります。ベナン・ケランブ滝へはさらに急な下り坂を降りることになり、雨のあとは滑ります。駐車場から谷側までバイクタクシー(オジェック)を雇う人もいて、Rp35,000(約310円)前後で案内されています。動きやすい服装と滑り止めのある靴は、北部と同じく必要です。
難易度×アクセスのしやすさ|滝ごとの2軸マップ
ここまでの情報を、「駐車場からの累計徒歩時間(片道)」と「トレイルの難易度」の2軸で整理します。あわせて、大雨や増水のあとに現地判断で通行止めになりうる範囲を重ねました。どこで引き返すかを事前に決めておくための図です。
図:滝ごとの難易度×累計徒歩時間と、増水時に通行止めになりうる範囲
※本文の早見比較表と同じ数値にもとづく相対的な位置づけです(2026年8月時点)。徒歩時間は情報源によって幅があります。赤い帯は「増水・大雨のあとに現地判断で通行止めや遊泳禁止になりうる範囲」で、ティウ・ケレップ滝の渡渉区間が該当します。
図の右上にあるティウ・ケレップ滝ほど「歩く時間が長く、難易度も高い」滝です。逆に左下のセンダン・ギレ滝とベナン・ストークル滝は相対的に短時間で到達できますが、どちらも階段や不整地があり、「歩かずに見られる滝」ではない点は共通しています。移動時間を優先するなら、南部・南西部からはベナン・ストークル滝が現実的な選択肢です。
乾季と雨季でここまで違う|水量・危険度・遊泳可否
ロンボク島は乾季(4〜10月頃)と雨季(11〜3月頃)で降水量が大きく変わります。気象気候地球物理庁(BMKG)の2025/2026年予測では、多くの地域で2025年9月から11月にかけて雨季入りが始まり、地域差はあるものの南部・東部を含む地域ではピークが2026年1〜2月頃とされていました。この違いは、滝の水量と危険度に直結します。
図:ロンボク島の乾季と雨季(滝の危険度の目安)
※年による変動あり。雨季ピークの見込みはBMKGの2025/2026年予測にもとづきます(2026年8月時点)。1〜3月に閉鎖されるのはリンジャニ国立公園の登山ルートで、滝の遊歩道の扱いは年・気象状況によって異なります。訪問前に現地の窓口でご確認ください。
雨季は滝の水量が増え、流れも速くなります。特にティウ・ケレップ滝への川沿いルートは、増水時に渡渉そのものが危険になり、現地の判断で遊泳や滝つぼへの接近が禁止されることがあります。乾季でも、大雨の直後は同様の判断がされる場合があります。「せっかく来たから」と無理に進まず、現地の案内やガイドの指示に従ってください。
また、1〜3月はリンジャニ登山と組み合わせる旅程が組めません。2026年の閉鎖理由として国立公園当局は、雨季の大雨・突風・洪水・土砂崩れといった気象災害のリスクを挙げています。この時期は滝の周辺も同じ気象条件下にあると考えてください。
服装・持ち物・虫対策
4つの滝に共通して必要なのは、滑り止めのある靴です。グリップの効いたスニーカーか、かかとを固定できるトレッキングサンダルを選んでください。ビーチサンダルや普通のサンダルは、濡れた階段・岩場・渡渉区間で足を滑らせるリスクが高く、私たちSemelar Beach Villageとしてもおすすめしません。実際、口コミにはビーチサンダルを滝で流してしまったという報告もあります。
服は濡れる前提で選びます。速乾素材の服、乾いた着替え、タオル、防水ポーチは必ず用意してください。虫よけスプレーもあると快適です。ゴミは各自で持ち帰るのがマナーです。
足元
サンダル不可
濡れた階段・岩は滑る
服装
速乾素材
濡れる前提で選ぶ
現金
小額紙幣
入場料・駐車・ガイド用
いずれも2026年8月時点の一般的な目安です
知っておきたいデメリット(正直に)
良い面ばかりではありません。行く前に知っておきたい点を正直に書きます。
- ⚠ 移動が長い:特に北部の滝は、南部・セコトンから片道3時間前後かかることがあり、日帰りだと移動だけで1日の大半を使います。
- ⚠ 雨季は危険:増水による渡渉の危険、遊泳禁止、道路の冠水・土砂崩れによる通行止めのリスクがあります。無理に乾季以外の時期を選ぶ理由は基本的にありません。
- ⚠ 入場料より大きい費用がある:北部ではガイド料Rp100,000〜150,000/組(約890〜1,340円)が最大の費用項目になり、入場料の1桁上です。加えて駐車料金(バイクRp5,000/車Rp10,000)と車のチャーター代がかかります。
- ⚠ 1〜3月はリンジャニ登山と組み合わせられない:登山ルートが全面閉鎖されるため、「滝+登山」の旅程はこの期間に成立しません。
最後に、ここまでの基本情報を一枚にまとめておきます。旅程を組むときの確認用にお使いください。
| 場所 | 北部=北ロンボク県バヤン郡セナル村/中部=中部ロンボク県バトゥクリアン・ウタラ郡アイク・ベリック村 |
|---|---|
| 行き方 | レンタカー・チャーター車が基本。公共交通機関はほぼなく、配車アプリも山間部では圏外になることがあります |
| 入場料(外国人) | 北部2滝=Rp20,000〜30,000(約180〜270円・共通チケット)/中部2滝=Rp10,000〜20,000(約89〜180円・共通ゲート) |
| 追加費用 | ガイド=北部Rp100,000〜150,000/組(約890〜1,340円)、中部Rp50,000〜75,000/組(約450〜670円)。駐車=バイクRp5,000/車Rp10,000 |
| 開場時間 | 中部(ベナン・ストークル)は7:00〜18:00頃。渓谷は日が陰るのが早いため、いずれも午前中の訪問が無難です |
| ベストシーズン | 4〜10月頃(乾季)。雨季(11〜3月頃)は増水・通行止めのリスクがあり、1〜3月はリンジャニ登山ルートが閉鎖されます |
※2026年8月時点。金額は公開情報にもとづく目安です。現地の徴収窓口の掲示が最新の正解になります。
あなたに合うのはどちら?
最後に、旅程の条件から行き先を決める分岐です。判断の主軸は「北部まで片道2.5〜3.5時間の移動に1日を使えるかどうか」です。
図:北部(ティウ・ケレップ)と中部(ベナン・ストークル)、どちらを選ぶ?
北部への往復(片道2.5〜3.5時間)に丸1日を使えますか?
▼
YES
北部のティウ・ケレップ滝へ
セナル村を拠点に、センダン・ギレ滝とあわせて訪問。移動は長いですが、島でもっとも迫力のある滝です。セナル泊にすれば余裕が生まれます。4〜12月ならリンジャニ登山の起点も同じ村なので、登山と続けて組めます(1〜3月は登山ルートが閉鎖されるため組み合わせ不可)。
NO
中部のベナン・ストークル滝へ
南部・セコトンから片道1〜2時間。同じゲートからベナン・ケランブ滝もあわせて回れます。歩く距離は北部より短くて済みますが、階段と不整地はあるので靴は選んでください。
ロンボク島モデルコース3〜5日で滝をどこに組み込むか迷っている方は、上記の分岐を目安にしてください。周遊コース全体の考え方は、ロンボク島完全ガイドもあわせてご覧ください。
よくある質問
よくある質問
Q. ロンボク島の滝は日帰りで回れますか?
中部のベナン・ストークル滝とベナン・ケランブ滝は、南部・南西部からでも日帰りしやすい距離です。北部のティウ・ケレップ滝とセンダン・ギレ滝は、移動だけで往復6時間前後かかることがあり、日帰りだと現地滞在時間が短くなります。セナル村に前泊するか、リンジャニ登山と組み合わせるのが現実的です。
Q. 子ども連れでも行けますか?
4つとも「駐車場のすぐ横に滝がある」場所ではありません。センダン・ギレ滝は約200段の階段を下って同じだけ登り返します。セナル村の現地ガイド事業者は、階段が苔で滑りやすいため子どもを一人で歩かせないよう注意を促し、呼吸器・循環器に持病のある方には推奨しないとしています。行く場合は必ず手をつなぎ、時間に余裕を持ってください。川を渡るティウ・ケレップ滝は、小さなお子さん連れにはおすすめしません。
Q. サンダルでも滝に行けますか?
おすすめしません。ティウ・ケレップ滝への川沿いルート、センダン・ギレ滝の階段、ベナン・ケランブ滝への急な下りは、いずれも濡れた岩や泥で足を滑らせやすい区間です。グリップの効いたシューズか、かかとを固定できるトレッキングサンダルを用意してください。
Q. ガイドは必ず必要ですか?いくらかかりますか?
要否は情報源によって割れています。セナル村の事業者の案内は「同行が一般的」「必須ではないが推奨」「現在は必須」と分かれており、現地の運用が変わっている可能性があります。料金はRp100,000〜150,000/組(約890〜1,340円)が目安で、Rp250,000/組(約2,200円)という報告もあります。中部のアイク・ベリック村ではRp50,000〜75,000/組(約450〜670円)が目安です。天候や水量の判断が必要な区間があるため、川を渡るティウ・ケレップ滝ではガイドをお願いする前提で予算を組んでおくと安心です。
Q. 雨季は滝に行けませんか?
行けないわけではありませんが、水量が増えて渡渉が危険になったり、増水で遊泳・滝つぼへの接近が禁止されたりすることがあります。大雨のあとは落石・土砂崩れのリスクも上がります。道路の冠水で通行が難しくなるケースもあり、さらに1〜3月はリンジャニ国立公園の登山ルートが全面閉鎖されます。乾季(4〜10月頃)に計画するのが無難です。
まとめ
ロンボク島の滝は、北部のティウ・ケレップ滝・センダン・ギレ滝と、中部のベナン・ストークル滝・ベナン・ケランブ滝で、移動時間もトレイルの難易度もまったく異なります。共通しているのは、4つとも階段や不整地を歩く場所だということ。南部・セコトンからの移動が長いこと、外国人料金とガイド料が入場料表示より大きくなること、雨季と大雨のあとは落石・増水の危険が上がることは、行く前に必ず知っておいてください。乾季を選び、サンダルではなくグリップの効いた靴で、引き返す判断を早めにするのが、安全に滝を楽しむコツです。
あわせて読みたい
- ロンボク島とは?行き方・気候・見どころ完全ガイド気候・治安・エリアの全体像をまとめたピラー記事です。
- リンジャニ山トレッキング入門セナル村を拠点にした登山ルートや準備物、閉鎖期間を解説しています。
- ロンボク島モデルコース3〜5日滝をどの日程に組み込むか、周遊の考え方を紹介しています。
- セコトン完全ガイド私たちの拠点があるロンボク島南西部のエリア情報です。
滝めぐりの後は、私たちの拠点があるセコトンでゆっくり過ごすのもおすすめです。
ロンボク島の「その先」を探している方へ
私たちSemelar Beach Villageは、ロンボク島南西部のセコトンというエリアに拠点を置いています。ギリ・トラワンガンのような知名度はありませんが、その分、静かな海と島の暮らしがそのまま残っています。
ロンボク島セコトン|PT Lombok Next Partner 運営
出典
この記事が根拠にした情報(2026年8月時点)
公的機関・公式データベース
- インドネシア観光創造経済省 観光地データベース(Jadesta)「Air Terjun Sendang Gile dan Air Terjun Tiu Kelep」https://jadesta.kemenpar.go.id/atraksi/air_terjun_sendang_gile_dan_air_terjun_tiu_kelep
- 同「Air Terjun Benang Stokel」https://jadesta.kemenpar.go.id/atraksi/air_terjun_benang_stokel
- 同「Air Terjun Benang Kelambu」https://jadesta.kemenpar.go.id/atraksi/air_terjun_benang_kelambu
- 同「Desa Wisata Aik Berik」https://jadesta.kemenpar.go.id/desa/aik_berik
- リンジャニ山国立公園(TNGR)公式サイトhttps://www.rinjaninationalpark.id/
- インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)「Prediksi Musim Hujan 2025/2026 di Indonesia」https://www.bmkg.go.id/iklim/prediksi-musim/prediksi-musim-hujan-2025-2026-di-indonesia
報道(落石事故・入場料・登山ルート閉鎖)
- Global News「Rescuers search for tourists trapped by Lombok landslide」(2019年3月17日の地震・落石で2名死亡、約35〜40名が孤立)https://globalnews.ca/news/5065249/indonesia-lombok-landslide-waterfall/
- ANTARA「Evakuasi korban meninggal air terjun Tiu Kelep perlu dongkrak batu」https://www.antaranews.com/berita/811353/evakuasi-korban-meninggal-air-terjun-tiu-kelep-perlu-dongkrak-batu
- detik「Air Terjun Benang Stokel Lombok Tengah: Lokasi, Harga Tiket, dan Daya Tarik」(国内Rp3,000/外国人Rp10,000、駐車バイクRp5,000・車Rp10,000、7:00〜18:00)https://www.detik.com/bali/wisata/d-8103602/
- CNA Indonesia/Kompas「Pendakian Gunung Rinjani ditutup 1 Januari–31 Maret 2026」(全6ルート閉鎖・4月1日再開)https://www.cna.id/indonesia/gunung-rinjani-tutup-1-januari-42406
現地ガイド事業者・現地旅行会社の公開情報(外国人料金・ガイド料・階段数・注意事項)
- Lombok Journey(セナル村)「Sendang Gile and Tiu Kelep Waterfall Senaru Guide」(外国人Rp25,000、ガイドRp100,000〜150,000/組、約200段、苔で滑る、子ども・呼吸器/循環器疾患への注意、猿)https://www.lombokjourney.com/en/sendang-gile-and-tiu-kelep-waterfalls/
- The Langkah Travel「Tiu Kelep & Sendang Gile Waterfall: Senaru Lombok Guide」(外国人Rp20,000、ガイドRp100,000/組、駐車Rp10,000)https://thelangkahtravel.com/en/tiu-kelep-sendang-gile-waterfall/
- WeSeek Travel「How to Visit Tiu Kelep Waterfall & Sendang Gile in Lombok」(外国人Rp30,000、ガイドRp250,000/組・必須運用の報告、トンネル区間、猿)https://www.weseektravel.com/sendang-gile-tiu-kelep-waterfall-lombok/
- Arka Trans Lombok「Panduan Wisata Air Terjun Benang Kelambu & Benang Stokel Lombok 2025」(国内Rp10,000/外国人Rp20,000、ガイドRp50,000〜75,000、滝間の徒歩20〜25分)https://arkatranslombok.com/panduan-wisata-air-terjun-benang-kelambu-benang-stokel-lombok-2025/
- Tripadvisor 施設ページの旅行者口コミ(ベナン・ストークル/ケランブの徒歩約30分・約175段・オジェック利用の報告)。徒歩時間の「幅」を示す根拠としてのみ参照していますhttps://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g3177248-d2314079-Reviews-Benang_Stokal_and_Benang_Kelambu_Waterfall-Praya_Lombok_West_Nusa_Tenggara.html

コメント