11月の海外旅行おすすめ|安い・暖かい・混まない行き先の選び方

「11月に有給休暇をつなげて海外に行きたいけれど、どこが安くてどこが暖かいのか分かりにくい」と感じている人は少なくないはずです。夏休みや年末年始のような大型連休ではないぶん、旅行情報も探しにくく、行き先選びに時間がかかりがちな時期でもあります。

結論から言うと、11月は航空券やホテルの価格が比較的落ち着きやすいとされる時期です。文化の日と勤労感謝の日という2つの祝日を軸に、有給休暇を1〜2日足せば4〜5連休を作りやすいという実務的なメリットもあります。ただし行き先によっては雨季に入り始めるところもあるため、気候を確認したうえで選ぶことが欠かせません。

この記事では、11月が旅行の狙い目とされる理由、気候・混雑・費用の観点で見た行き先の傾向、タイプ別のおすすめ、そして祝日を使った日程の組み方までを、実際に確認できた情報をもとに整理しています。あわせて、この記事を書いているロンボク島セコトンが11月にどう見えるのかも、良い面と気をつけたい面の両方から紹介します。

「安いから」という理由だけで行き先を決めると、現地で天候に振り回されることもあります。気候の傾向を先に知ったうえで、自分の旅の目的に合う場所を選ぶための材料として読み進めてください。

2026年9月時点の情報

この記事でわかること

  • 11月が航空券・宿泊費の面で狙い目とされる理由
  • 台湾・タイ・ベトナム中部・フィリピンなど主要な行き先の11月の気候傾向
  • ビーチ・街歩き・自然などタイプ別のおすすめの選び方
  • 文化の日・勤労感謝の日を使った連休の作り方
  • ロンボク島の11月の気候と向き不向き

結論

11月は大型連休の谷間にあたり、航空券・宿泊費とも比較的落ち着きやすいとされる時期です。台湾やカンボジアなど乾季に入る行き先は気候も安定しやすく、ベトナム中部やロンボク島・バリ島のように雨季の入り口にあたる行き先もあります。価格の安さだけでなく、自分が求める気候と照らして選ぶことが失敗しないコツです。

目次

11月が「海外旅行の狙い目」と言われる理由

旅行業界でしばしば紹介される考え方として、11月は夏休みと年末年始という2つの大型繁忙期に挟まれた「谷間」にあたり、航空券やホテルの需要がいったん落ち着きやすい時期だとされています。繁忙期に比べて価格が上がりにくいというのが、この時期が狙い目とされる基本的な理由です。

行き先によっては、11月がちょうど雨季や短い雨期に入るタイミングと重なることも、価格が下がりやすい一因として挙げられています。観光客が減る分、宿泊施設の価格も落ち着く傾向があるという指摘です。ただしこれは「安いが天候リスクもある」ことの裏返しでもあるため、価格だけで判断しないよう注意が必要です。

また、11月後半には感謝祭やクリスマスマーケットなど、欧米圏の大型イベントを控えた時期がやってきます。イベント本番直前の時期に出発すると、同じ行き先でも価格が比較的落ち着いているとされる例もあるようです。イベントが近づくほど価格が上がりやすい構造は、海外旅行全般に共通する傾向といえます。

とはいえ、価格の動きは為替や航空会社の路線編成によっても変わるため、「11月だから必ず安い」と決めつけるのは早計です。航空券を安く取るための考え方は航空券を安くする具体的な方法にまとめていますので、出発時期を検討する段階であわせて確認しておくと安心です。初めて海外を安く済ませる手順を知りたい方は海外旅行を安く済ませる基本の考え方も参考になります。

気候・混雑・費用で見る11月の行き先比較

ひとくちに「11月の海外旅行」といっても、行き先によって気候はかなり異なります。ここでは、今回確認できた範囲で主な行き先の気候傾向と季節・混雑の目安を一覧にしました。渡航前には必ず最新の気象情報もあわせて確認してください。

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行き先11月の気候の目安季節・混雑の傾向
台湾(台北)平均気温22℃ほど(最高24.9℃・最低19.8℃)、降水量89.3mmほど乾いた過ごしやすい時期。朝晩は羽織りものが安心
タイ(バンコク)乾季(11〜3月)入り。年間平均は29℃ほど空気が乾き観光しやすい時期。朝晩は15℃台まで下がることも
ベトナム中部(ダナン・ホイアン)10〜11月は台風シーズン。終日雨の日もある雨具が欠かせない時期。屋内中心の日程も想定したい
フィリピン(セブ)乾季入り目前。年間平均は最高31.3℃・最低24.8℃11月後半は台風シーズン明けで価格が落ち着きやすいとされる
マレーシア(クアラルンプール)モンスーンの影響で雨の日が月22日ほどスコール型で終日降り続くことは少ない
シンガポール雨季入り。平均気温27.2℃、降水量256.9mmほど、雨の日19日ほど短時間でやむスコールが中心。都市観光なので動きやすい
カンボジア(シェムリアップ)11月上旬から乾季入り。平均気温31.2℃、降水量52.3mmほど遺跡観光のベストシーズン入口
オーストラリア(ゴールドコースト/ケアンズ)南半球は春。ゴールドコースト平均23.0℃、ケアンズ平均28.4℃ほど過ごしやすい気候。現地物価は高めとされる
ハワイ(ホノルル)雨季の入り口。日中は25℃ほどで過ごしやすい雨は早朝・夕方が中心
グアム乾季入り。平均最高31℃・最低25℃ほど台風シーズンは11月まで続くとされる
バリ島雨季入り。平均気温27.9℃、降水量125.8mmほど早朝・夜に雨、日中は晴れる日が多い
ロンボク島雨季入り。平年値で平均最高32.5℃・最低22.6℃、降水量165mmほど降雨日数は月13日ほど(平年値)。価格は年間でも落ち着きやすい時期

※各数値は本文末尾「この記事が根拠にした情報」に記載の情報源によるものです。年や統計の取り方によって変動するため、渡航前には最新の情報もあわせてご確認ください。

この一覧からも分かる通り、11月は「乾季に入って過ごしやすくなる行き先」と「雨季に入っていく行き先」が混在する時期です。混雑が少ない時期を狙いたい方は観光客が少ない旅行先の記事時期別の穴場スポットまとめもあわせてご覧ください。次の章では、目的別にどちらのタイプの行き先を選ぶとよいかを整理します。

図:11月の平均気温比較

台湾(台北) 平均気温22℃ほど シンガポール 平均気温27.2℃ バリ島 平均気温27.9℃ ロンボク島 最高32.5℃・最低22.6℃ タイ(バンコク) 年間平均29℃ほど カンボジア(シェムリアップ) 平均気温31.2℃
図解: 数値は各種メディア・観光局が公表する平年値の目安。年や統計の取り方で変動します。

図:11月、乾季に入る行き先・雨季に入る行き先

乾季に入る行き先 台湾(台北) タイ(バンコク) フィリピン(セブ)※乾季入り目前 カンボジア(シェムリアップ) グアム 雨季に入る行き先 ベトナム中部(ダナン・ホイアン) マレーシア(クアラルンプール) シンガポール バリ島 ロンボク島
図解: 雨季入りの行き先でも、日中は晴れる時間帯が多いところがあります。

タイプ別・11月におすすめの行き先

ビーチでゆっくり過ごしたい人

乾季に入り始めるグアムやカンボジアの乾いた気候、あるいは雨季でも日中は晴れることが多いバリ島やロンボク島など、ビーチ滞在にもいくつかの選び方があります。雨季のビーチリゾートは、天候リスクと引き換えに価格が抑えやすい時期でもあります。東南アジアのビーチリゾートを比較検討したい方は東南アジアのビーチリゾート5都市比較で行き先ごとの特徴を確認できます。

街歩き・グルメを楽しみたい人

台湾やシンガポール、マレーシアのクアラルンプールは、雨が降っても屋内施設やグルメで過ごせる時間が多く、天候の影響を受けにくい行き先です。特に台湾は乾いた過ごしやすい気候が続く時期にあたり、街歩きには向いている時期といえます。

自然・遺跡をじっくり見たい人

カンボジアのシェムリアップは11月上旬から乾季に入り、アンコール遺跡群を歩くにはちょうどよい時期の入り口にあたります。オーストラリアのゴールドコーストやケアンズも南半球の春にあたり、気候が安定しやすい時期とされています。自然の中で過ごす時間を重視するなら、こうした乾季・春の行き先を軸に検討するとよいでしょう。

文化の日・勤労感謝の日を使った日程の組み方

2026年11月には、文化の日(11月3日・火曜日)と勤労感謝の日(11月23日・月曜日)という2つの祝日があります。どちらも単独では3連休にとどまりますが、有給休暇の使い方次第でもう少し長い休みを作ることができます。

勤労感謝の日は月曜日にあたるため、土日と自然につながり11月21日(土)から23日(月)までの3連休になります。さらに前後に有給休暇を1日足せば、11月20日(金)または24日(火)を含めた4連休に、2日足せば5連休にすることもできます。

文化の日は火曜日にあたるため、そのままでは土日とのあいだに1日空く形になりますが、11月2日(月)に有給を1日入れると、10月31日(土)から11月3日(火)までの4連休を作ることができます。11月前半と後半、どちらのタイミングで休みを取るかによって、選べる行き先の幅も変わってきます。

近い距離の行き先なら3連休でも往復できますが、乗り継ぎが必要な行き先や時差の大きい行き先を選ぶ場合は、有給休暇を組み合わせて日程に余裕を持たせておくと、移動疲れを引きずらずに旅を楽しめます。

11月の海外旅行で気をつけたいこと

気候の面では、雨季に入り始める行き先を選ぶ場合、折りたたみ傘やレインジャケットなど雨具の用意が欠かせません。乾季に入る行き先でも、朝晩は冷え込むことがあるため、羽織りものは持って行くと安心です。

注意

  • 雨季エリアの服装:速乾性のある服や防水バッグがあると、突然のスコールでも慌てずに済みます。
  • 台風シーズンの行き先:ベトナム中部やグアム、フィリピンは11月も台風の可能性が残るとされています。出発直前まで天気予報を確認しましょう。
  • 朝晩の気温差:台湾やオーストラリアなど、日中と朝晩の気温差が大きい行き先では、脱ぎ着しやすい服装が便利です。

天候にかかわらず、海外旅行保険の準備は出発前に済ませておくと安心です。加入の考え方は海外旅行保険の基本にまとめています。持ち物全般をまだ整理できていない方は海外旅行の持ち物リストも参考にしてください。

セコトン現地からのひとこと

11月に入ると、セコトンの海でも雨の降り方が少しずつ変わってきます。朝から晴れている日もあれば、夕方にまとまった雨が降る日もあり、年によって差があります。乾季ほど毎日安定した青空とは言えませんが、日中に晴れ間が出る時間は多く、観光客が少なめで静かに過ごせる時期でもあります。

ロンボク島の11月をどう考えるか

ロンボク島も、11月は雨季の入り口にあたります。平年値では平均気温は最高32.5℃・最低22.6℃ほど、降水量は165mmほど、降雨日数は月13日ほどとされており、乾季にあたる4〜10月ごろと比べると雨の日は増えます。年間の気候の傾向はロンボク島のベストシーズン・月別天気に、雨季の過ごし方は雨季の楽しみ方にまとめていますので、あわせてご覧ください。

正直に言うと、日本からロンボク島への渡航費は、東南アジアの主要リゾート地と比べて高めになりがちです。直行便はなく、バリ島など経由地での乗り継ぎが前提になるため、移動時間も長くなります。台湾やタイのように気軽に飛べる距離ではないことは、選ぶ前に知っておいてほしい点です。費用の全体像はロンボク島の費用・物価で確認できます。

一方で、11月は年間を通じても価格が落ち着きやすい時期にあたります。雨季とはいえ日中は晴れる日も多く、観光客が少ない分、混雑を避けて静かに過ごしたい人には向いている時期ともいえます。反対に、確実に晴天が続く旅を優先したい人や、乗り継ぎの手間に不安がある人には、乾季の時期や直行便のある行き先のほうが向いているはずです。

「安さと静けさを優先するか、確実な好天と便利さを優先するか」。11月のロンボク島は、この選択次第で向き不向きが分かれる時期だといえます。ロンボク島そのものについて詳しく知りたい方はロンボク島とはどんな場所かから読んでみてください。

よくある質問

よくある質問

Q. 11月の海外旅行は本当に安いのですか

行き先や時期によって差はありますが、夏休みや年末年始のような大型繁忙期と比べると、航空券・宿泊費とも落ち着きやすい傾向があるとされています。ただし為替や航空会社の路線状況によって変動するため、実際に検索して比較することをおすすめします。

Q. 文化の日と勤労感謝の日だけで海外旅行はできますか

勤労感謝の日は土日とつながり3連休になるため、近い行き先であれば往復での滞在も可能です。少し遠い行き先やゆっくり過ごしたい場合は、前後に有給休暇を1〜2日足すことで日程にゆとりを持たせられます。

Q. 11月に雨季が始まる行き先は避けたほうがよいですか

必ず避けるべきというわけではありません。雨季の入り口は日中晴れる日も多く、観光客が少ない分価格が落ち着きやすいという面もあります。天候リスクをどこまで許容できるかで判断するとよいでしょう。

Q. ロンボク島は11月に行っても楽しめますか

雨季の入り口にあたるため、乾季ほど安定した晴天は期待しにくい時期です。一方で日中は晴れる日も多く、混雑を避けて静かに過ごしたい人には向いています。確実な好天を優先したい場合は、乾季にあたる時期を検討することをおすすめします。

Q. 台風シーズンが心配な行き先はありますか

ベトナム中部やフィリピン、グアムなどは11月も台風の可能性が残るとされています。出発直前まで天気予報や航空会社の運航情報を確認しておくと安心です。

まとめ

11月は、夏休みと年末年始という2つの大型繁忙期に挟まれた時期で、航空券・宿泊費とも比較的落ち着きやすいとされています。行き先によって乾季に入るところと雨季に入るところがはっきり分かれるため、気候の傾向を確認してから選ぶことが失敗を避けるポイントです。

文化の日・勤労感謝の日という2つの祝日を軸に、有給休暇を組み合わせれば4〜5連休を作ることもできます。短い休みでも行ける行き先と、少し長めの休みが必要な行き先を整理したうえで計画を立ててみてください。

ロンボク島も11月は雨季の入り口にあたり、渡航費や直行便のなさといった弱点は変わりません。それでも価格が落ち着き、混雑が少ないこの時期ならではの過ごし方があります。向き不向きを踏まえたうえで、選択肢のひとつとして検討してみてください。

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この記事が根拠にした情報
  • 祝日カレンダー「2026年11月の祝日・休日カレンダー」https://shukujitsu.jp/2026/11/
  • curythm「勤労感謝の日2026はいつ?11月23日(月)|日付が固定で変わらない理由」https://curythm.com/blog/kinro-kansha-no-hi-2026/
  • まっぷるウェブ「11月の台湾の気温を徹底解説 台湾旅行前に各都市の気温を知ろう」https://www.mapple.net/global/kaigai/120055/
  • ロコタビ「インドネシア・バリ島の天気と気温、旅行中におすすめの服装」https://locotabi.jp/bali/guide/tp-gen-climate
  • ロコタビ「シンガポールの天気(年間の気温・降水・UV・湿度)」https://locotabi.jp/singapore-city/guide/tp-gen-climate
  • ロコタビ「カンボジア・シェムリアップの天気と気温、旅行中のおすすめの服装」https://locotabi.jp/siemreap/guide/tp-gen-climate
  • タイ国政府観光庁「バンコクの天気について」https://www.thailandtravel.or.jp/weather-bangkok/
  • JTB「ベトナム中部(ホイアン・ダナンエリア)の気候と服装、ベストシーズン」https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/VN/2017/07/hoian-danang-climate-clothing.html
  • CSPナビ「セブ島のベストシーズンはいつ?乾季・雨季の天気と気温」https://csp-cebu.com/navi/weather/
  • 世界トリップ「クアラルンプールの気候」https://sekaitrip.com/kuala-lumpur-climate
  • Guam Navi「グアムの気候と気温〜年間のベストシーズンと安い時期はいつ?」https://guam-navi.jp/guam-season/
  • Holafly「11月のオーストラリア9都市の気温・服装・海水浴ガイド」https://esim.holafly.com/ja/guides-travel/australia-weather-november/
  • newt.net「ハワイの11月の気温は?おすすめの服装や持ち物を解説」https://newt.net/hwi/mag-0058234312
  • 旅行のとも、ZenTech「インドネシア:ロンボク島の気温」https://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/indonesia_lombok.htm
  • はるなトラベル「コスパ重視で楽しむ!11月に安い海外旅行スポットガイド」https://note.com/harunatravel/n/ne1056abc3cc1
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