2026年8月時点の情報
2026年8月時点の情報です。ロンボク島全体の基本情報は「ロンボク島完全ガイド」に、ロンボク島への行き方そのものは「日本からロンボク島への行き方」に、バリ島からのルート比較は「バリ島からロンボク島の行き方」にまとめています。この記事はその一歩先、「航空券をどう買うか」だけに絞った実務ガイドです。就航路線・手荷物ルール・運賃は変動するため、予約直前に必ず各航空会社の公式サイトでご確認ください。空港側の情報はロンボク国際空港ガイドにまとめています。
この記事でわかること
- ✓日本からロンボク島への直行便はなく、乗り継ぎルート(バリ/ジャカルタ/クアラルンプール/シンガポール経由)の選び方で料金・所要時間・リスクが変わります
- ✓ロンボク国際空港(LOP/プラヤ空港)に就航する国内線・国際線の路線と航空会社の一覧
- ✓通し券(1本の予約)と別々購入の違い=手荷物スルーと遅延保護の有無というリスク差
- ✓国内線LCC各社(Lion Air・Wings Air・Super Air Jet・AirAsia・Batik Air)で異なる手荷物ルールと、公式で確認できた数値・できなかった数値
- ✓高くなる時期(乾季ピーク・レバラン)と、遅延・欠航が起きたときの対処
早見表:ロンボク行きの航空券、まず何を選ぶか
結論
日本からロンボク島への直行便はなく、バリ/ジャカルタ/クアラルンプール/シンガポール経由の4パターンのいずれかで乗り継ぐことになります。
日本からロンボク島への航空券は、大きく4パターンに分かれます。どれも直行便ではなく、どこかで乗り継ぎが発生します。
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| 選択肢 | 発着地 | 所要時間の目安 | 料金の目安(往復・大人1名) | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| バリ経由(デンパサール乗り継ぎ) | 成田/関空→デンパサール(DPS)→ロンボク(LOP) | 乗り継ぎ込みで12〜16時間 | 概ね6万〜13万円前後 | バリも一緒に周りたい人、初めての乗り継ぎで不安な人 |
| ジャカルタ経由 | 羽田(HND)→ジャカルタ(CGK)→ロンボク(LOP)(ガルーダ便の場合) | 乗り継ぎ込みで13〜17時間 | 概ね5万〜11万円前後 | フルサービス便を使いたい人、ジャカルタで別用事がある人 |
| クアラルンプール経由(LCC) | 成田/関空→クアラルンプール(KUL)→ロンボク(LOP) | 乗り継ぎ込みで13〜18時間 | 概ね4万〜9万円前後 | 費用を抑えたい人、荷物が少ない人 |
| シンガポール経由 | 成田/関空→シンガポール(SIN)→ロンボク(LOP)(Scoot直行) | 乗り継ぎ込みで13〜17時間 | 概ね5万〜12万円前後 | 乗り継ぎ回数を1回に抑えたい人、シンガポールで途中降機したい人 |
※2026年8月時点の目安です。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
料金の目安はあくまで目安です。燃油サーチャージ・為替・時期・航空会社・予約タイミングで大きく変わり、公式に公表された定価があるわけではありません。正確な金額は必ず予約直前に各社公式サイトでご確認ください。
シンガポール経由の所要時間については、SIN-LOP区間のフライト時間がScoot公式サイト上で約2時間45分と案内されています(2026年8月時点)。これに日本-シンガポール間の約7時間と乗り継ぎ待ち時間が加わる、という組み立てで考えると見積もりやすくなります。
国内線区間(デンパサール-ロンボクなど)の運賃は、時期と航空会社で数倍の幅が出ます。片道で日本円にして数千円台から1万円台前半までの幅を見ておくと大きくは外れませんが、これは公式に裏の取れた数値ではなく目安です。実際の金額は各社の予約画面でご確認ください。
ロンボク国際空港(プラヤ空港)に就航する路線と航空会社
ロンボク国際空港(LOP、通称プラヤ空港)は島の南部にあり、国内線と国際線の両方が発着します。就航状況は航空会社の経営判断で頻繁に変わります。以下は2026年8月時点の就航データで確認できた内容です。予約前には各社公式サイト、または空港公式サイト(lombok-airport.co.id)で最新の就航状況をご確認ください。
国内線(インドネシア国内)
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| 発着地 | 主な就航航空会社 | 備考 |
|---|---|---|
| デンパサール(DPS、バリ島) | TransNusa、Wings Air | フライト時間は約50分〜1時間(機材により差)。以前はGaruda IndonesiaやLion Air、AirAsia Indonesiaの就航も案内されていましたが、2026年8月時点の就航データでは確認できませんでした |
| ジャカルタ(CGK、スカルノ・ハッタ国際空港) | Garuda Indonesia、Lion Air、Batik Air、Citilink、Super Air Jet、Pelita Air、TransNusa | ロンボク発着の中で最も多くの航空会社が就航する区間です(2026年8月時点)。フライト時間は1時間45分前後 |
| スラバヤ(SUB) | Citilink、Lion Air、Super Air Jet | 東ジャワ方面からのアクセスに使われる |
| ヨグヤカルタ(YIA) | Super Air Jet | ジャワ島周遊とあわせるルートで利用されることが多い |
| その他(ラブアンバジョ、ビマ、スンバワ、ワインガプ(WGP)、タンボラカ(TMC)、バニュワンギ、バリクパパン、マカッサルなど) | Wings Air、Super Air Jet、Lion Air | 東部インドネシア方面の周遊に使われる路線。開設・休止が頻繁なため、出発前に必ず就航状況を確認してください |
※2026年8月時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
ジャカルタにはスカルノ・ハッタ国際空港(CGK)とハリム・ペルダナクスマ国際空港(HLP)の2つの空港があります。2026年8月時点の就航データでは、ロンボク線はCGK発着が中心です。ただしインドネシア国内線は空港が入れ替わることがあるため、予約画面で空港コード(CGKかHLPか)を必ず確認してください。CGKとHLPは同じジャカルタでも別の空港で、市内を横断する移動になります。
国際線
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| 発着地 | 主な就航航空会社 |
|---|---|
| クアラルンプール(KUL、マレーシア) | AirAsia、Batik Air、Lion Air |
| シンガポール(SIN) | Scoot(直行便あり) |
※2026年8月時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
過去には、AirAsiaが2019年6月にパース(オーストラリア)-ロンボク線の就航を公式に発表していました。ただし2026年8月時点の就航データでは、パース発着便は確認できません。ロンボクの国際線は路線ごとに開設・休止を繰り返しているため、「今その路線が飛んでいるか」は必ず出発の数週間前に確認してください。
日本発でロンボクへ:現実的な乗り継ぎパターン
日本からロンボク島への直行便はありません。成田・関空・羽田から乗り継いで向かうことになります。現実的な組み合わせは次の4つです。
図:日本発ロンボク(LOP)行き 4つの乗り継ぎルート
※所要時間は乗り継ぎ待ちを含む目安(2026年8月時点)。KUL-LOP区間の飛行時間は本文で確認できていないため記載していません。就航状況は変わるため予約前に各社公式サイトでご確認ください。
① バリ経由(デンパサール乗り継ぎ)
成田からデンパサール(DPS)まではガルーダ・インドネシア航空、ANA、JALなどのフルサービス便があり、そこからロンボクへは国内線(TransNusaまたはWings Air)に乗り継ぎます。バリで1泊してから移動する人も多く、乗り継ぎの心理的なハードルは最も低いルートです。
② ジャカルタ経由
ガルーダ・インドネシア航空の東京-ジャカルタ線は、公式サイト上で羽田(HND)発着として案内されています(2026年8月時点)。成田発でジャカルタ経由にしたい場合は、他社便を使うか、羽田発着の便に合わせて移動する必要があります。ジャカルタでの用事がある人や、フルサービス便を通しで使いたい人向けのルートです。
③ クアラルンプール経由(LCC中心)
成田・関空からクアラルンプールまでAirAsia Xやマレーシア航空を使い、クアラルンプールからロンボクへはAirAsiaの直行便(KUL-LOP)に乗り継ぎます。LCCを乗り継ぐため料金は抑えられますが、手荷物やスルーチェックインの扱いは後述の注意が必要です。
④ シンガポール経由
シンガポールからロンボクへはScootの直行便(SIN-LOP)が就航しています。Scootは2026年4月9日付の公式リリースで、シンガポール-ロンボク線を2026年6月から週4便から週10便へ増便すると発表しました。成田・関空からシンガポールまで乗り継ぎ、そこから1区間でロンボクへ向かえるため、日本発の中では乗り継ぎ回数を最小限に抑えやすいルートです。シンガポールでの途中降機を組み込みやすいのも利点です。
いずれのパターンも、国際線区間と国内線区間を別々の航空会社・別々の予約で購入するケースが多いという共通点があります(④のScoot直行便のように国際線1本で完結する場合を除く)。ここが次の章で説明する「通し券と別購入の違い」に直結します。
通し券(スルーチケット)と別々購入、何が違うのか
同じ「乗り継ぎ」でも、購入方法によってリスクが大きく変わります。
通し券(1つの予約番号でつながっているチケット)の場合
- 出発地の空港で荷物を最終目的地(ロンボク)までスルーチェックインできることが多い
- 前の便が遅延して乗り継ぎに間に合わなくなった場合、航空会社側が後続便への振替や宿泊手配など「乗客保護」の対象にしてくれる可能性が高い
- 航空会社をまたぐ「インターライン提携」や「コードシェア」がある組み合わせでのみ成立する
別々に購入した場合(例: 成田-デンパサールの国際線チケットと、デンパサール-ロンボクの国内線チケットを別サイトで別々に予約)
- 荷物は一度受け取り、乗り継ぎ空港で自分で預け直す必要がある(=空港間の移動・入国審査・再チェックインの時間を自分で見込む必要がある)
- 前の便が遅延・欠航しても、航空会社は後続の別チケットの便に対して一切の責任を負わない。乗り遅れた場合、後続便は自己負担で買い直しになる
- 料金の組み合わせ自由度が高く、安くなることが多い
図:通し券と別々購入、荷物と遅延でこう変わる
※乗り継ぎ時間は最低でも3時間以上、できれば前泊を含む余裕を持つのが私たちの目安です。適切な乗継時間は路線・空港・時間帯によって変わります。
つまり「安いから」という理由だけで別々に購入すると、遅延1回で当日中にロンボクへたどり着けなくなるリスクを自分で背負うことになります。特にインドネシア国内線は天候や機材繰りによる遅延が珍しくないため、乗り継ぎ時間は最低でも3時間以上、できれば同日乗り継ぎを避けて前泊するくらいの余裕を持つことをおすすめします。これは私たちの目安であり、適切な乗継時間は路線・空港・時間帯によって変わります。
注意
別々に購入すると、前の便が遅延・欠航しても航空会社は後続チケットの便に責任を負いません。乗り遅れた場合は自己負担での買い直しになるため、乗り継ぎ時間は最低でも3時間以上、余裕があれば前泊も検討してください。
インドネシア国内線LCCの手荷物ルールは航空会社ごとに違う
ロンボク行きの国内線・近距離国際線でよく使われるLCC各社は、無料受託手荷物のルールがそれぞれ異なります。「LCCでも20kgくらいは無料でついてくるはず」という前提は、現在のインドネシアでは通用しません。古い情報のまま予約すると、空港で想定外の追加料金になります。
図:国内線LCCの無料受託手荷物は0kgか10kg
※2026年8月時点で公式サイト等から確認できた範囲。円換算はBank Indonesia 2026年8月7日付レート(100円=約11,400ルピア)による概算。運賃種別・路線によって例外があるため、必ず予約画面で最終確認してください。
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| 航空会社 | 無料受託手荷物(エコノミー標準運賃) | 機内持込手荷物 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Lion Air | 10kg | 7kg | 2025年7月17日以降に購入・変更した予約が対象。国内線・国際線とも10kg(Lion Air公式リリース) |
| Wings Air | 実質なし(0kg)と考えてください | 7kg | Lion Group公式は「プロペラ機のみで運航される区間には無料受託手荷物枠がない(0kg)」と明記しています。Wings AirはATR系のプロペラ機で運航しているため、受託手荷物は有料前提で予約するのが安全です |
| Super Air Jet | 10kg程度が目安 | 7kg前後が目安 | Lion Airと同時期に同様の変更を実施したと報じられていますが、Super Air Jet公式ページでkg数は確認できませんでした。予約画面で必ず確認してください |
| AirAsia(インドネシア国内線・QZ) | 標準運賃には含まれません(0kg)。20kgを事前購入する場合はRp259,000(約2,300円) | 予約画面で確認してください | AirAsia公式の国内線料金表(2026年7月20日更新)で確認。予約後・空港キオスクでの購入は20kgでRp285,000(約2,500円)に上がります |
| AirAsia(国際線) | 標準運賃には含まれず、追加購入が必要 | 予約画面で確認してください | Value Pack等の上位商品には受託手荷物が含まれると公式に案内されていますが、含まれるkg数は公式ページで確認できませんでした |
| Batik Air | 運賃クラスにより異なります。予約画面で確認してください | 予約画面で確認してください | 公式ヘルプページは無料手荷物枠(FBA)の定義のみで、運賃クラスごとの具体的なkg数は確認できませんでした。最安運賃では受託手荷物が一切含まれない場合がある点に注意 |
※就航状況・手荷物ルールは変更されることがあります。必ず予約画面で最終確認してください。
上記は2026年8月時点で確認できた範囲の情報であり、キャンペーンや路線によって例外があります。予約完了前に必ず「運賃種別ごとの手荷物枠」を表示する画面をチェックしてください。
追加の手荷物は、空港で買うより予約時に買うほうが確実に安くなります。AirAsiaインドネシア国内線の場合、20kgの事前購入がRp259,000(約2,300円)なのに対し、予約後・空港キオスクでは同じ20kgがRp285,000(約2,500円)です(AirAsia公式料金表、2026年7月20日更新)。Lion Air系では事前購入バゲージを5kg単位(5〜30kg)で出発の6時間前まで購入でき、無料枠+事前購入枠を超えた分には別途超過料金がかかります(Lion Air公式)。空港カウンターでの超過料金の単価は区間ごとに異なり、公式ページに一律の金額は掲載されていません。ダイビング機材やお土産で荷物が増えがちな旅程では、最初から手荷物付きプランを選ぶほうが総額で安く済みます。
※日本円換算はBank Indonesiaの2026年8月7日付レート(100円=約11,400ルピア)に基づく概算です。
予約サイトの選び方:公式サイト・現地OTA・Google Flights
① 各航空会社の公式サイト
乗り継ぎ便を1つの予約でまとめられる場合があり、遅延時の振替対応も受けやすいのが利点です。ガルーダ・インドネシア航空のように日本語ページを持つ会社もありますが、LCC各社は英語・インドネシア語のみのことが多く、決済画面も海外仕様です。海外サイトでの決済は3Dセキュア認証などで手間取ることがあるため、時間に余裕のあるときに手続きしてください。
② Traveloka等の現地OTA
インドネシア国内では最大手クラスの旅行予約サイトで、国内線LCCの品揃えが豊富です。ただし規約や返金対応はインドネシアの消費者保護基準に準拠しており、日本語サポートは基本的にありません。トラブル時の問い合わせに時間がかかることがあるため、余裕を持って予約し、決済完了画面と確認メールは必ず保存してください。
③ Google Flights
価格とスケジュールの比較には便利ですが、購入はできず、各社のサイトやOTAへ遷移して手続きすることになります。「安い組み合わせを見つける道具」と割り切って使うのが実務的です。
いずれの手段でも、予約者名はパスポート表記のローマ字と完全に一致させること、支払い前に確認画面で運賃種別(手荷物込みかどうか)を必ず見ることが失敗を防ぐポイントです。
図:予約から搭乗までの5ステップ
候補を比較する
Google Flightsなどで価格とスケジュールを比較します。購入はできないため、最終的には各社サイトやOTAへ移動します。
運賃種別(手荷物込みか)を確認
支払い前の確認画面で、受託手荷物が運賃に含まれているかを必ず確認します。
予約者名をパスポート表記と一致させる
ローマ字表記が1文字でも異なるとトラブルの原因になります。
決済する
海外サイトの決済は3Dセキュア認証などで手間取ることがあるため、時間に余裕のあるときに手続きします。
確認メールと決済完了画面を保存
現地OTAは日本語サポートが基本的にないため、トラブル時の連絡に備えて保存しておきます。
高くなる時期・安い時期の目安
ロンボク行き国内線・国際線の料金は年間を通じて一定ではありません。以下は傾向であり、確定した価格ではありません。
- 乾季ピーク(7〜8月、年末年始): 海外からの旅行者が増える時期で、早期予約でないと料金が上がりやすい傾向があります。
- レバラン(断食明け大祭、インドネシア最大の帰省シーズン)前後: インドネシア国内線の需要が集中し、料金が高騰・満席になりやすい時期です。2026年3月のレバランでは、インドネシア運輸省(Kemenhub)が主要路線の航空券価格上昇を受けて混雑路線への臨時便増便で対応した経緯が報じられています。レバランはイスラム暦に基づくため毎年約11日ずつ早まり、2027年は3月上旬〜中旬ごろになる見込みですが、正確な日付はインドネシア政府の祝日決定(SKB)の公表を確認してください。この時期に旅行を計画する場合は、通常より早めの予約が必須です。
- 雨季(12〜3月)の平日: 上記のピークを外せば、比較的取りやすい時期とされています。
注意
レバラン(断食明け大祭)前後はインドネシア国内線の需要が集中し、料金が高騰・満席になりやすい時期です。2026年3月のレバランでは運輸省が混雑路線へ臨時便を増便した経緯も報じられています。この時期に旅行する場合は通常より早めの予約が必須です。
価格はあくまで目安であり、断定はできません。予約直前に複数の時期・複数のサイトで比較することをおすすめします。
図:ロンボク行き航空券が高くなる時期・安い時期の目安
※価格はあくまで目安であり断定はできません(2026年8月時点)。予約直前に複数の時期・サイトで比較することをおすすめします。
遅延・欠航が起きたときの実務
インドネシア国内線は、天候(スコールや強風)や機材繰りの都合による遅延が日本の国内線より起きやすい、という前提で計画を立てるのが安全です。
- 遅延に気づいたら: 航空会社の公式アプリやウェブサイトのチェックイン画面、または空港の電光掲示板で最新状況を確認します。SMSやメールで通知が届くこともありますが、登録した連絡先や国番号によっては届かないこともあるため、通知だけに頼らず自分で確認するようにしてください。
- 欠航・大幅遅延で乗り継ぎに間に合わない場合: 通し券であれば、航空会社のカウンターで振替便の手配を依頼します。別々購入の場合は、乗り遅れた区間の航空会社に直接連絡し、空席があれば有償で振替、無ければ翌日以降の便を買い直すことになります。
- 返金・補償: インドネシア国内線の遅延・欠航補償の運用は航空会社ごとに差があり、日本の航空会社ほど手厚くないと考えておくほうが実務的です。重要な予定(宿泊初日、ツアー予約など)と当日中の乗り継ぎを直結させないスケジュールを組むことをおすすめします。
図:遅延・欠航が起きたときの対応3ステップ
国内線乗り継ぎに必要な最低乗継時間の考え方
「最低乗継時間(MCT)」とは、空港や航空会社が公式に定める「これ以上短いと乗り継ぎを保証しない」という下限の時間です。同じ予約(通し券)であれば、システム上MCTを下回る乗り継ぎ便は基本的に販売されません。しかし別々に購入した場合、この保証は一切働かないため、自分でMCTより余裕のある時間を確保する必要があります。
特にジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港(CGK)は、国際線と国内線でターミナルが分かれており、ターミナル間の移動時間を見込む必要があります。ハリム・ペルダナクスマ国際空港(HLP)発着の便に乗り継ぐ場合は、CGKとHLPが別々の空港であるため、ジャカルタ市内を横断する移動になり、渋滞次第で所要時間が大きく変わります。
目安として、同一空港内の乗り継ぎで2時間以上、空港をまたぐ乗り継ぎでは3〜4時間以上を見ておくと安心です。これは公式のMCTではなく私たちの目安ですので、実際の必要時間は航空会社の案内でご確認ください。
同一空港内
2時間以上
乗り継ぎの目安
空港をまたぐ場合
3〜4時間以上
ターミナル・空港間移動を含む
空港からセコトン
1.5〜2時間
陸路の目安
いずれも公式のMCTではなく私たちの目安です(2026年8月時点)。実際の必要時間は航空会社の案内・道路状況でご確認ください。
注意点・デメリット
- LCC各社は繁忙期に遅延・欠航が集中しやすく、代替便が満席で確保できないことがあります
- 最安運賃で予約すると受託手荷物が一切含まれないことがあり、空港での追加購入は割高になります
- 現地OTAは日本語サポートがなく、トラブル時の問い合わせに時間がかかることがあります
- ロンボク国際空港に到着してからセコトンエリアまでは、陸路でさらに1.5〜2時間程度が目安です(道路状況・時間帯により変動します)。空港から先の移動手段はロンボク国際空港ガイド、費用感は費用・物価ガイドを参考にしてください
あなたに合うのは
- 初めての乗り継ぎで不安がある、バリ島も一緒に楽しみたい → バリ経由(デンパサール乗り継ぎ)
- 荷物が少なく、費用を最優先したい → クアラルンプール経由のLCC乗り継ぎ
- ジャカルタで別の用事がある、フルサービス便で通しの安心感を優先したい → ジャカルタ経由
- 乗り継ぎ回数を1回に抑えたい、シンガポールで途中降機したい → シンガポール経由(Scoot直行)
- どのパターンでも、繁忙期(乾季ピーク・レバラン前後)は早めの予約と、乗り継ぎ時間に余裕を持たせることが共通の対策です
図:あなたに合う乗り継ぎルートは
航空券が決まったら、次はロンボク国際空港到着後の移動です。私たちの拠点があるセコトンエリアまでの行き方はセコトン完全ガイドにまとめています。
あわせて読みたい
- ロンボク島 完全ガイド気候・治安・エリアなどロンボク島全体の基本情報をまとめたピラー記事です。
- 日本からロンボク島への行き方空路・海路を含めた行き方全体の比較はこちらで解説しています。
- バリ島からロンボク島の行き方バリ経由のルート比較(飛行機・高速船・フェリー)はこちらにまとめています。
- ロンボク国際空港ガイド空港到着後の移動手段や設備の詳細はこちらで確認できます。
- ロンボク島の費用・物価ガイド航空券以外にかかる現地費用の目安はこちらで解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q. ロンボク島に直行便で行ける方法はありますか?
A. 日本からの直行便はありません。バリ島(デンパサール)、ジャカルタ、クアラルンプール、シンガポールのいずれかで乗り継ぐ必要があります。ロンボク国際空港(LOP)には国内線・国際線とも複数路線が就航していますが、就航状況は変わるため予約前に必ず確認してください。
Q. バリ島からロンボク島までの飛行機はどれくらいで着きますか?
A. デンパサール-ロンボク間はフライト時間だけなら約50分〜1時間程度です(2026年8月時点でTransNusa、Wings Airが就航)。ルート全体の比較や船との違いは「バリ島からロンボク島の行き方」で詳しく解説しています。
Q. 航空券は早めに買ったほうがいいですか?
A. 特に乾季ピーク(7〜8月)やインドネシアのレバラン前後は、国内線が高騰・満席になりやすい傾向があります。2026年のレバラン期には運輸省が混雑路線への臨時便を投入した経緯も報じられています。この時期に旅行する場合は、通常より早い時期の予約をおすすめします。
Q. LCCの手荷物は何kgまで無料ですか?
A. 航空会社と運賃クラスによって異なります。公式で確認できたのは、Lion Airが2025年7月17日以降の予約で10kg、Lion Groupのプロペラ機のみで運航される区間(Wings Airなど)は無料受託手荷物枠なし(0kg)、AirAsiaインドネシア国内線は標準運賃に受託手荷物が含まれず20kgの事前購入がRp259,000、という3点です。Super Air Jet・Batik Airの具体的なkg数は公式ページで確認できませんでした。本文の手荷物ルール表を確認のうえ、必ず予約画面で最終確認してください。
Q. 乗り継ぎ便を別々に買っても大丈夫ですか?
A. 料金は安くなることが多いですが、荷物のスルーチェックインができず、遅延時に航空会社の保護も受けられません。当日中の乗り継ぎに余裕を持たせるか、通し券での購入を検討してください。
ロンボク島の「その先」を探している方へ
私たちSemelar Beach Villageは、ロンボク島南西部のセコトンというエリアに拠点を置いています。ギリ・トラワンガンのような知名度はありませんが、その分、静かな海と島の暮らしがそのまま残っています。
観光地としてのロンボクをひと通り見たあと、もう一段静かな場所を探している方は、こちらもご覧ください。
→ セコトン完全ガイド|ロンボク島南西部の隠れたエリア徹底解説

Semelar Beach Village(ロンボク島セコトン)
セコトンで町づくりと滞在プログラムを運営するチームが、公式情報源の確認と現地での実務経験にもとづいて記事を執筆・確認しています。
この記事が根拠にした情報
公式・一次情報
- Lion Air公式 – Lion Air Adjusts Checked Baggage Policy Starting July 17, 2025(Lion Air国内線・国際線とも無料受託手荷物10kg、機内持込7kg)https://www.lionair.co.id/en/about-us/newsroom/2025/06/30/lion-air-adjusts-checked-baggage-policy-starting-july-17-2025offering-more-practical-travel-options-to-suit-customer-needs
- Lion Air公式(Lion Group) – Kebijakan Bagasi Lion Group(プロペラ機のみで運航される区間は無料受託手荷物0kg、機内持込7kg)https://www.lionair.co.id/tentang-kami/newsroom/2024/11/28/kebijakan-bagasi-lion-group-praktis-aman-dan-nyaman-untuk-semua-pelanggan
- Lion Air公式 – Prepaid Baggage(事前購入バゲージは5〜30kg、出発6時間前まで)https://www.lionair.co.id/en/manage-booking/prepaid-baggage
- AirAsia公式 – Fee & Charges: Domestic Route Baggage (QZ)(2026年7月20日更新。20kg事前購入Rp259,000/予約後・キオスクRp285,000)https://www.airasia.com/aa/pdf/about-us/fee-charges-qz.pdf
- AirAsia公式 – Complimentary Baggage Allowance(国際線の運賃別kg数は本ページからは確認できませんでした)https://support.airasia.com/s/article/Complimentary-Baggage-Allowance?language=en_GB
- AirAsia公式 – Value Pack(受託手荷物が含まれる旨の案内。kg数の明記は確認できませんでした)https://www.airasia.com/aa/inflight-comforts/en/gb/value-pack.html
- AirAsia Newsroom公式 – Perth and Lombok skies officially open(2019年6月、パース-ロンボク線就航の公式発表)https://newsroom.airasia.com/news/2019/6/9/perth-and-lombok-skies-officially-open
- Batik Air公式ヘルプ – Free Baggage Allowance (FBA) on Batik Air Indonesia(運賃クラス別のkg数は本ページからは確認できませんでした)https://help.batikair.com/article/free-baggage-allowance-on-batik-air-indonesia/744
- Super Air Jet公式ヘルプ – Super Kuota Bagasi Gratis(無料手荷物枠の定義のみで、具体的なkg数は確認できませんでした)https://help.superairjet.com/article/super-kuota-bagasi-gratis/593
- Scoot公式メディアリリース(2026年4月9日) – Scoot Expands Network in Indonesia with New Flights to Belitung and Pontianak(シンガポール-ロンボク線を2026年6月から週4便→週10便に増便)https://cdn.flyscoot.com/prod/docs/default-source/doc-agents/20260409_-media-release_scoot-expands-network-in-indonesia-with-new-flights-to-belitung-and-pontianak.pdf
- Scoot公式 – Flights from Singapore to Lombok(SIN-LOP区間の所要時間 約2時間45分)https://www.flyscoot.com/flights/en/flights-from-singapore-to-lombok
- Garuda Indonesia公式 – Tokyo to Jakarta Flights(東京-ジャカルタ線は羽田(HND)発着として案内)https://www.garuda-indonesia.com/flights/en/flights-from-tokyo-to-jakarta
- ロンボク国際空港公式 – 就航航空会社情報https://lombok-airport.co.id/en/airline-information/index
- ロンボク空港公式 – Super Air Jet Mulai Layani Penerbangan dari Lombokhttps://lombok-airport.co.id/id/berita/index/super-air-jet-mulai-layani-penerbangan-dari-lombok-1
- Bank Indonesia – Foreign Exchange Rates on Transaction(2026年8月7日付。100円=約11,400ルピア。本文の円換算の基準)https://www.bi.go.id/en/statistik/informasi-kurs/transaksi-bi/default.aspx
ニュース報道(公式発表を報じたもの)
- Kompas Travel – Tiket Pesawat Mahal Saat Mudik Lebaran 2026, Ini Penjelasan Garuda Indonesia(2026年3月)https://travel.kompas.com/read/2026/03/12/093832127/tiket-pesawat-mahal-saat-mudik-lebaran-2026-ini-penjelasan-garuda-indonesia
- Okezone Economy – Harga Tiket Pesawat Mahal pada Mudik Lebaran 2026, Kemenhub Beri Extra Flight di Rute Padat(2026年3月)https://economy.okezone.com/read/2026/03/08/320/3205692/harga-tiket-pesawat-mahal-pada-mudik-lebaran-2026-kemenhub-beri-extra-flight-di-rute-padat
- Kompas Travel – Bagasi Gratis Super Air Jet Dibatasi 10 Kg Mulai 17 Juli 2025, Susul Lion Air(Super Air Jet自身の公式発表は確認できず)https://travel.kompas.com/read/2025/06/29/080800727/bagasi-gratis-super-air-jet-dibatasi-10-kg-mulai-17-juli-2025-susul-lion-air
- Radar Lombok – Wings Air Resmikan Penerbangan Lombok–Tambolaka dan Lombok–Waingapuhttps://radarlombok.co.id/wings-air-resmikan-penerbangan-lombok-tambolaka-dan-lombok-waingapu.html
参考(就航データ集約サイト。就航会社の確認に使用。単独では出典として扱っていません)
- FlightConnections – Direct flights from Praya, Lombok (LOP)https://www.flightconnections.com/flights-from-praya-lombok-lop
- FlightsFrom.com – Direct flights from Denpasar to Prayahttps://www.flightsfrom.com/DPS-LOP
- FlightsFrom.com – Direct flights from Jakarta to Tokyo Hanedahttps://www.flightsfrom.com/CGK-HND

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